「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を社会人になった僕が読んだら
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」って本がいつだったか、十年くらい前ですかねはやったんですよ。
アニメ化、ドラマ化もされてこの本自体もビジネス本なのにかわいらしいイラストの表紙でライトな感じなんです。それが当時めちゃくちゃ売れてましたね。当時も読んだ記憶がうっすらとあるんですけど特段面白いともためになるな~、とも思わなかった記憶はあります。
で、10年経った今部屋の掃除をしてたら「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」がぽろっと出てきまして。まあせっかくだし、大学の四年間で経済学も学んだし社会人になった今ならまた違った感想になるだろうと思ったんです。思ってしまったんですよね…
いやー、内容こんな薄かったですっけ?というのが正直な感想でした。これから書く内容は私の個人的な感想なので不快になられた方はすみません。
この本って文字が大きくてとにかく1ページに対しての文字数がかなり少ないからすごい勢いでページが進むんです。多分早い人なら読み終わるの15分くらいなんじゃないでしょうか。私自身は20分とかで読み終えました。内容も正直薄いな―、というのが正直なところです。タイトルでの出オチ感がすごかっただけですね。物語の起伏もないですし、結構とんとん拍子で甲子園まで行けちゃうんですよね。これならパワプロの熱闘甲子園で甲子園出場目指すほうが大変そう、くらいの軽さでこの本では甲子園出場決まっちゃうんですよ。
社会人になってからの視点で「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読めるかなーなんて考えていたら高校生の頃読んだ時の感想とほとんど変わらないか、それ以下のものしか出てこなかったです。少しさびしい気持ちにはなりつつ、まあしょうがないのかなーとか思ったりしました。
今回改めて「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読んで学んだことは、本の内容よりもタイトルのキャッチーさとイラストのギャップが良ければ本って売れるんだな~ってことでした。コンテンツのクオリティももちろん重要ですけど、それと同じくらいタイトルとぱっと見で惹きつけられるかは大切だとひしひしと感じました。
このことがこれからの記事に生かせるように頑張ります(笑)
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