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「現場に合わせたデジタル化」遺失物・拾得物管理アプリ_2(活きたDXを考える)

こんにちは。某会社DX推進部勤務[・_・]です
DX推進部となって「どこを」「どのように」すると、消費者さま、取引先さま、社内のスタッフに喜ばれるDXになるのかを考えています。
前回、拾得物管理アプリ・遺失物照会アプリ制作2稿目の記事を投稿しました。試作品から、職場内、現場のヒアリングを実施し、現行の台帳に沿ったフォームに調整するところまで対応しました。今回、さらに分類方法への希望やシートデータの連携を確認し修正してみました。


前回の仕様

5種の台帳類の項目に対応したデータを作成

①インフォメーションでの拾得物受付・登録・・・拾得物受付台帳
②品物に添付しておく管理タグ ・・・・・・・・拾得物貼付エフ
③インフォメーションから警備室へ拾得物移動・・拾得物引渡簿
④当社から警察署へ拾得物の届出   ・・・・ 拾得物件提出書
⑤当社から警察署へ拾得物の届出   ・・・・ 拾得物件預り書
この手書き対応をアプリからGoogleシートへデータ化しました。

拾得物の区分により3つに分類

拾得物は一般拾得物、現金類、貴重品類
一般拾得物と貴重品類の登録項目は同一フォーマット
現金は金種別数量明細が必要なので別フォーマット
で作成しました。

実際のニーズへの修正

現金と貴重品類は同時に登録される

「現金入りの財布」中に1万円というようなケースが多い。「通路に1000円札が落ちていた」というケースも結構あるのですが、確かに同時の方が多いケースです。やはり現場確認が大事です。

初めに作成した3つの分類を「一般拾得物」、「現金・貴重品類」
2つのページへ分類変更。
一般拾得物フォーマットに現金項目を加えたフォーマットを作成しました。

Googleシートのデータ確認

作成したGoogleシートをダウンロードして
それぞれ作成した手書き台帳のエクセルフォーマットへ戻しました
コピペの作業が一回発生しますが、手書きの作業からすっきりとさせることができました。

現場業務との再確認と今後の検討

残った手書き作業
権利を放棄されない拾得された方
遺失物のお問合せの方
落とし主の受領サイン
手続きの特性上、簡易にはできないものなので一旦現状の手続きを継続し、今回のデータとの連携を画像などで検討することにしました。

今後の対応点
一旦の完成形ができたので、実用化としてGlideでアップグレードするか、別のツールにて再検討するか、実証事件などを検討して進められたら良いと考えています。今よりスムーズに運営できることを目指し、考えたいと思います。最後までお読みいただき感謝申し上げます。


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