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圧倒的な自然のなかで、強制的にリフレッシュ。

眼前に見える谷川岳
萌える緑が目に飛び込む。色の濃さが平野のものと全く違う。

ここは自然が主となる場所。
自然の移り変わりをよく見ながら、お邪魔させていただく。

山は神聖な場所だ。
日本では修験道も行われる場所もあるくらいだから、あながち間違いではない。
何かそういった神秘性を山に感じる。

谷川岳の稜線も少し見える

30歳前後のころ。

時間があれば、山登りに出かけていた。
友達と、付き合っていたころの夫と。
時に1人で。

自然を前にすると、私なんてちっぽけなもんだと気づく。そして、意外とそれが居心地がよかったのだった。

何者でもなくていい。

莫大な自然に入った私は、違いを見せなくてもよかった。自然と調和して一体化するだけで、許されているようで居心地よかった。
名無しの権兵衛になった私が、自然の一部を間借りして歩を進めると、どんどん何かが満たされていった。

突出したいと思っていた自分と、現実との狭間に疲れていた私は、自然体で価値があると再発見していたのだ。

そう生きているだけですごいってことに。

私たちの自我なんて、なんて小さいんだ。
この大いなる悠久の流れに身を任せた方が、自然である。そして、流れるべき場所まで連れていってくれる。

自分の体を使えば使うほど、より思考が腑に落ちる。身体的活動は認識を早くすると実感したもんだ。

だからこそ、修験道を山で行うのだろうか。
悟りを得て、強制的に開眼させるために。

そういった理解を深めるために、大切なことがたくさんある。

・普段から自分の心身を整える
・自分のことで、いっぱいいっぱいにならない
・自然や日常、地球、宇宙に感謝する
・身の回りを丁寧に慈しみながら過ごす
・愛をもって人に物に接する

わかっていたのに、この1週間は自分のことしか見ていなかった。その上、自分を酷使した結果、心身が今までに感じたことないくらいに弱っている。

  • いつもの半人前しかご飯が食べられない

  • 立ちくらみがする

  • むくみがひどい

  • 物を食べるとお腹がくだる

  • うまく眠れない

今までに経験がないくらい満身創痍だ。

それは自然に反して、自我ばかり追い求めてきたからだろう。自分に鞭を打ちすぎた反動だ。

今となっては、このタイミングに旅行に来られて良かったと思っている。なぜなら、強制的にリフレッシュできるから。

しかも、自然あふれる場所に訪問する予定なので、折々で自分を癒していけそうだ。

やっぱり私はパツパツに仕事をするより、ゆるいスケジュールで仕事した方がよい。ときに直感に従って行動すると、とんでもない方向に進めて楽しいし。私の力が誰かのエネルギーと作用して、面白い結果を導く。

だから、この数日で時間もエネルギーもしっかり余らせて、過ごしたいと思う。

まずは自然の流れに乗れるよう、自分を労おう。

追伸:1番の山友達だったYと「谷川岳に行こう」と何度も話していたのに、実現できなかった10年前。

本当は今日、違う場所に行くはずが予定を変更して思いつきで谷川岳に来た。

家族を連れて、ここに来られたのもきっと何かの意味があるはず。

ありがとう、谷川岳。
懐が深すぎて感動でした。

神様がいるような風景
娘も山の景観に目を奪われていた
鳥居が映える
どの角度も美しい
ロープウェイの駅があんなに下に見える
濃淡がキレイ
夕焼けが芸術的
いつまでも見ていたい風景

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おーつー(冨田裕子)
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