
40年かけてようやくたどり着いた!人から認められたい本音
ここまで仕事をすれば認められるか?
これだけギブしているのに、なぜ褒められないのか?
自分の意見を言うのは孤立しそうで怖い。
これまでの自分の人生を振り返ると、「恐れ」から始まる行動が多かったように思う。
自分は劣っている。
もっと頑張らないと。
波風立てたくないから我慢しよう。
そうやって自分を押し込めるのが、普通になっていた。
この行動が当たり前だったから、これに違和感をもつのに40年以上かかってしまった。でも、自分を苦しめる元凶に気づけて良かった。
基本は、自分の評価をすごく落としてしまう。けれど、自分が正しいと行動したことについて言われると、戒められるように感じてしまう。
やっぱり私はダメな人間だ。
と、勝手に落ち込んでしまう。
そして、「〇〇と言われたんです」と落ち込んだことを伝えて、
友達や仲間に慰めの言葉をかけてもらう。
これがセットになっていた。
自分の器が満たされていないから、なんでも被害者意識を抱いてしまい、誰かにフォローされることでメリットを感じていた。
恥ずかしい・・・
なんで、こんなに複雑にしてしまったのだろう。
ここ数日、ずっと考えていた。
まず思い浮かんだのが、実家の家族だ。
ただ、この数カ月で、両親や姉との過去を深いところまで見直した。
私は愛されてたし、認められていたと深い部分で理解できていたはずだった。
それなのに、根底には不足感や満たされない想いがあって、
誰かに認められたい
必要とされたい
褒められたい
そんな子供のような感情がいまだに出る自分に、何度も遭遇した。
もう嫌気が差すほどに。
それでずっと記憶を辿っていったら、幼稚園の出来事を思い出した。
年長のとき、男子4人にイジめられていた。
昼休みになると、山型遊具に連れていかれてずっととじこめられていた。

中は真っ暗で、かがまないといられない高さだった。
穴から見える光がやけに眩しくて、早く昼休みが終わってほしいと願っていた。
同じクラスの男の子1人と面識もない別のクラスの男の子3人。
なぜ私が対象なのか?
それが続いていたから、幼稚園に行くのがずっと嫌だった。
母にはずっと言えなくて、心に秘めて我慢していた。
ある日、その想いが爆発して「今日は幼稚園に行きたくない」と泣いて訴えたのを覚えている。そんなこと言わなかったから、きっと母も驚いただろう。了承してくれて、どれだけホッとしたか。
台所の壁にかかっている時計を見ると、いつもだったら幼稚園に行く時間を差していた。その針を安堵の気持ちで眺めた。やけに台所に差す光が温かったのを覚えている。
その夜、父が帰ってくると幼稚園の話を聞いてくれた。
私の心が軽くなるように、いろんなことをしてくれた。
そして、それ以降の記憶はない。
もしかしたら、母が先生に伝えてくれたのか、それとも、父母が知っていることに安心して記憶がないのかは分からない。
しかし、自分の心にはロックがかかってしまった。人と接するのが怖くなったのだ。
出る杭は打たれる
そう思ったのか、自分から意見を言うのが怖くなった。
友達をつくるのも苦手で、クラス替えすると新しく友達をつくるのが苦痛だった。誰に話しかけたらいいか分からなくて、ずっと椅子に座っていた。グループに馴染めない人たちで、寄せ集まって過ごすことが多かった。
なんであの時、抵抗しなかったんだろう。
なんで、従ったんだろう。
私は誰かに助けを求められない。
いや、できるよね?
助けてって先生に言う手もある。
逃げることだってできる。
でも、私はそれを従って受け入れてきた。
そういえば・・・
父は怒るとキレて、叩いたり、怒鳴ったり、押し入れに閉じ込めたりしていた。泣いてはいたけど、そこから逃げられず受け入れていた。
私がダメな子だから怒られるんだ。
そう強く思ってしまったのかもしれない。
あー、父からのことが私をひどく傷つけたんだ。
悲しかったんだ。
大好きな父に怒られることが何よりもショックだったんだ。
だから、私はイイ子でいようとした。
従順になって、父の型にはまろうとしていたんだ。
そうすれば父から認められる。
その人にとって都合のいい人間になればいい。
そこに私はいらない。
だから、フタをしていたんだ。
だから、ずっと満たされなかったんだ。
本当の私を見てほしい!っていう心の叫びだったんだ。
それは、私の虚像だと。
ずっと心は訴えていたんだ。
やっと分かった。
今まで気づかなくてごめんね。
苦しかったね。悲しかったね。
でも、このまま人に合わせる人生でいたい?
嫌だよね。
だったら、この自分を手放そう。
本来のエネルギーに満ちた、自分。
本当の私はパワーに溢れている。
エネルギッシュな生命体。
私が関わると、人生が好転する。
それを現実化できるってマジで思っている。
その自分に戻ろう。
人の顔色を伺っていた自分にさようなら。
私は自分の意思で進む道を選べる。
大丈夫、やっと道が見えた。
あとは、進むだけだ。
いいなと思ったら応援しよう!
