どんぶり勘定からの卒業
フリーランスになった私にとって致命的なことは、数字を追うことがめちゃくちゃ苦手だということ。
経理が心底苦手。
一応、事業用カードとアプリを連動させて、収支はつけているがそれまで。
確定申告に苦戦したのに、毎月の帳簿づけも怠っている。
苦手だとついつい後回しになってしまうけれど、
と思っていた。
ところが、これを改める出来事が起きた。
先日、とある講座のコーチから言われた言葉がずっと頭に残っている。
その講座では、テストによって人を9つの特性に分類する。その後、その特性や他の特性の説明を受け、違いを認識するのだ。
その特性の中でどんぶり勘定を指摘され、改善することを勧められた。
稼ぐより、守る。
確かにずっと苦手な項目であった。
今も、あまり支出を気にせず、使いたいときにお金を使っている。貯金額を切り崩しながら。
けれど、どんぶり勘定を手放したら、世界の見え方が変わると予測している。
振り返ると、支出を見直したことで世界が変わった体験をした。
2020年。
世界がコロナ一色になり、夫はシンガポールでの単身赴任を続けることになったとき。
物理的な距離は、私たち夫婦に不和をもたらした。
夫とお金に関して、バトることが増えたのである。
そう本気で思った私は、徹底的に支出を見直した。子どもたちを1人でも育てられるように。
参考文献は、リベ大の両学長のYouTubeだった。
格安スマホに乗り換え
保険の見直し
楽天経済圏で買い物
カード払いに統一
楽天ポイントを活用
つみたてNISA開始
サブスクの解約
使ってないカードの解約
など、項目は多岐にわたった。
その後、わが家は解散の危機を経て、一緒に暮らせている。
ただ、シンガポール移住や引っ越し、退職、フリーランスに転身など変化に翻弄されて、生活の見直しを後回しにしてきた。
正確に言うと、逃げてきた。
苦手なことはとことんしたくないのだ。
でも、お金の不安からは逃れられない。
実際、支出が多いと、夫から指摘をされてブツかったこともある。
自分で行動しないと、自然発生的な変化は見込めない。
そのため、まずは
2024年の帳簿づけ
アプリのデータを確定
家計の支出の洗い出し
つみたてNISAの額の見直し
何年までにいくら必要か目標設定
ひとまず、仕事と家族のお金を見直す。
ここまでできたらバンザイだ。
フリーランスに転身したなら経営者として、この船が順調に運行するよう管理しなければならない。
襟を正すチャンスが舞い込んできたことに感謝である。
本当はずっと、お金管理をきちんとしたいと思っていた。事実、脳のリソースがお金のことで一部占拠され続けてきたのだ。
これを実行すれば脳のリソースも空くから、他のことを考えられる。
今振り返ると、公務員としてよく数値を扱えていたなと思う。チェック段階が何重にも機能していたのが功を奏したのだろう。ありがたや。
しかし、今はサポートしてくれる同僚も、指摘してくれる上司もいない。
自分のことは、自分でやらねばならない。
それが自分の選んだ道。
苦手な項目ができるようになったら、自己肯定感は上がるに決まっている。
まずは1日10分。
経理の時間にあててみよう。
レッツチャレンジ!
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