アメリカの雇用統計 って気になる?ならない?
アメリカは毎月雇用統計を公表してます。
この統計の内容に、農業分野以外の就業者数があり、
3月の就業者数は、前の月と比べ91万人余り増えております。
業種別の増加数は、
”接客・レジャー” が28万人
”建設” が 11万人
でした。
失業率は
6.0% で 前の月から 0.2ポイント改善
失業率は、昨年に一時14%まで悪化してましたが、改善傾向が続いてます。
改善されているとはいえ、失業者数は971万にと、
感染拡大前よりも400万も多くなってます。
日本の失業率(2.9%)と比べると、改善されているといっても、
かなり高水準であります。
(日本の失業率 数字のマジックについては こちらを)https://note.com/oota1zo/n/n6a9909e5962c
しかし・・・
アメリカの労働市場は、
レイオフなど雇用を減らし(調整)やすく、また、再雇用もしやすい仕組みとなっており、雇用の流動性が高いのが特徴です。
一方、日本は、
解雇規制が厳しいため、辞めさせにくく、
いったん失業すると再雇用は難しくなっており、
雇用の流動性が低い。
どちらがいいのでしょうか。
働き方が多様化しているので、
日本も解雇規制等を廃止して、雇用の流動化をもっともっと進めていけばいいと思いますが・・・
”生産性の向上” 日本が生き残る唯一の手段です。
そのためには、雇用の流動化を促進させましょう!