社長!それ偽装請負だよ!
「うちの会社、どこどこ企業へ従業員を派遣してるんだよ」
「え⁈ 社長は労働者派遣業許可を取ってるんですか?」
「いや、ないよ」
「相手先から派遣料を取ってます?」
「もちろん!請負代金としてね」
「相手先がその従業員に、作業内容や進め方を指示してます?」
「もちろん!」
(それって、偽装請負だよなぁ・・・)
このようなことが、ふつーに起こっております。
では、なぜ起こるんでしょうか?
『労働者派遣』は労働者派遣法が適用されるため労働者の権利が強く守られ、事業主側の行為は厳しく規制されます。
一方「請負契約」であればそういった規制を逃れられるので、本当は労働者派遣であるにもかかわらず「請負契約」を偽装しているってことです。
うちの会社「偽装請負」になっていないか? 確認してみてくださいね。
(違反には重い罰則が科せられますので)