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散歩日記、植物園

年に数回(たいてい春と秋のバラが咲く時期に)行く植物園があります。今はまだすこしバラには早いかなと思いながらも、先日一人で散歩に行きました。

なんとなくしんどいとき、植物と地面の匂いがする空気や緑色の視界を求める傾向にあります。




うーん気持ちいい。
公園にしても植物園にしても、人の手で造られて管理されている環境だから自然のなかと言うことにはやや抵抗感はあるし、空気も…例えば長野県の山の中や高原の空気と比べたら雲泥の差かもしれません。
でも、都会に住む人々にとってはまさにオアシスと言える場所だと思います。むかし、東京砂漠って歌がありましたよね…そういえば、日本に唯一の砂漠は東京の伊豆大島にあるそうです。まあそれはいいとして。
休日の公園が賑わうのは、やっぱりそういうオアシスを求める人がたくさんいるということだろうなと感じます。


バラはまだほとんど見られないかと思いきや、けっこう咲いていました。咲きはじめくらいの感じ。
綺麗だな〜いい香りだな〜と見ながら歩いていたら、ほとんど撮っていなかったという。もっと撮ればよかった…なんて思ったりもしましたが、考えてみたらまあまあ重たいカメラを持ちながら写真を撮らず見るほうに意識が持っていかれていたというのは、これはむしろ喜ばしいことな気がしました。

以前から、「写真を撮りに行く」というよりは「散歩に行く」だったり「見に行く」という心持ちでいたいと思っていて。まあ実質的には行けば撮っているのでタテマエ的なところはありますが…。









もっと咲く頃にまた来れたらいいなと思いつつ、バラ園をあとにします。

藤の花がまだ咲いていて、日を浴びて風に揺れる様子がとても綺麗でした。白い藤もすこしだけ見つけました。








いろいろな花が咲いているけれど、何の花か知らないのもたくさん。紫色の花をよく見たような気がします。いいですね、紫色の花。
花に詳しくて写真撮るのも好きな人と写真を撮りながら散歩してみたいです。楽しそう。


















あとは、もう花はだいぶ落ちていましたがツツジもまだ綺麗に咲いているところがありました。ツツジも品種がたくさんあるのですね。
幼い頃に花を取って蜜を吸っていたことを思い出します。いまそんなことする子どもは見ないなぁ…僕もしなくなったけれど。





2時間に満たない程度の散歩でしたが、リフレッシュできたような気がします。
暑くならないうちにもう一度来よう。