週末の振り返り(2022.08.23)
夏も終わる。
夏季休業
休日と合わせて約10日の夏季休業を取得。引っ越しの残タスクを粛々と処理し続けつつ、簿記の勉強を数時間したら一日が終わっている、そんな毎日だった。それ以上でもそれ以下でもなく。こんな毎日でも楽しそうだなと思いつつ、のどの奥に詰まって言語化できないモヤモヤも抱えていた。なんか、毎週モヤモヤしている謎の精神状態。
そんなさなか、どこかのメディアで目に入った"Ikigai"というコンセプトの説明。日本語の「生きがい」を外からの視点で分析されたのか、ローマ字で示されている。"Ikigai”を構成する要素は4つ。1What you love、2What you are good at、3What you can be paid for、4What the world needs。
4→1の流れで発見する難易度が高くなるのかなと直感的に思った。4世界が求めているものは気候変動やウェルビーイングの問題など(もちろんその他にも数えきれない程の需要がある)、客観的に証明しやすい。3自分が他人から対価を払ってもらえるものは、一見ハードルが高いように見えて、給料を貰えている時点で最低ラインはクリアしているので、さほど難しくはない。むろん、会社というネームへの対価であり個人で稼ぐ難しさは別論点として理解。
2自分が得意なことの発見は簡単そうに見えて、少し厄介な気がする。得意が絶対評価でなく相対評価で決まると考えているためである。何が得意かは、その瞬間に比較されている他者との差で決まるので、実は所属するコミュニティによって得意は変動する。1自分が好きなことの発見が最も難しいと位置づけたのは、典型的な日本人故の回答なのかもしれないと、情けない気持ちになる。他方、ここ数年の経験を経て、割と頻繁に自分が好きかどうかを意識出来ているのも事実。
旧友とのreunion
毎度のことではあるが、自分のアイデンティティが揺さぶられるような、そんな良い経験。
大学や大学院ではペーパーテストの出来で振り分けがなされ、記憶力・情報処理能力の軸で同一性の高い人間が周りに集まる。会社では会社の風土という新規のモノサシや、各業種に必要な能力のモノサシあたりで分けられた人間が周りに集まる。一方、スポーツは上記のモノサシが全く関係ない。特定のスポーツが好き或いは得意、といった軸で集まった集団になる、と再確認した気持ちになった。
仕事と雑感
楽しいというか、スッキリする感覚になる瞬間が2つくらい。1つ目は、最適解を模索しているプロセス中。何かを加えたり、取り除いたり、整理したりしながら、自分が思い描く像を実現しようとしている瞬間は熱中できる。理想の部屋をイメージしながら買い物をし、部屋の物を整理している瞬間はその一例。また、混沌としている情報を紐解きながら、一枚紙に整理している瞬間もまた一例。