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つよいバネ
短歌の本を売らなきゃいけない。と思いつつ、なかなか文学フリマと通販以外のことをやる気が起きなくて、9月になってしまった。そこで、今流行りの(?)シェア型本屋でシェルフオーナーになることにした。したけど、こわいなー。売れるかな。入会金が地味に痛い。つくづく、つくることと売ることって、全然ちがう。どきどきしてきた。でもこれは、ワクワクするときのどきどきだから、なんとかやってみなくちゃと思う。ワクワクするときは、苦しいけど胸があたたかい。自分への強要と説得、その境目は、体が教えてくれる。
夢の副業。
今、期間限定でやっている仕事はすごく楽しいし、合っていると思う。出勤前の朝の空気が、すごくやわらかく肌を滑るのだ。職場に着くことも、居ることも、苦痛がない。あるのは緊張感だけ。何年も 社会 をやってきたからこうなったのか、それとも今の場所だからこうなのか、まだわからない。離れないとわからないことばっかり集めているな。
残暑とかいうわりには終わってなさすぎる。夏。オープンイヤフォンというのを買った。前のBluetoothイヤフォンは前につきあっていた人がくれたもので、性能がいいものだからそのまま捨てずに使っていたのだけど、耳につける度にそのイヤフォンを使って通話したときのこととかを(嫌なことも良いことも)思い出してしまうので、やっぱり買い換えるべきだと思った。20代の頃は反射のように思い出を捨てていたのに、なあなあになってきている。でも、こういうの、捨てない方が割り切れてる気がする。物をどんなに捨てても、なくならない。いいことも悪いことも。そういうの、いったいどれくらい繰り返したら真に思い知るんだろうか。心につよいバネがほしい。たましいの方の、体幹ってやつ。
でも、つよくならなくってもなんとかなるなら、その方がいい。