ねやあ 2021年4月9日 00:20 1本の白百合。花束じゃないけど、恋をした。笑うのがちょっぴり下手で、うれしいときはいつも皺寄せた瞳を足元に落とす。恥ずかしがりやの彼が少しだけ口元を緩ませる瞬間がたまらなく愛おしかった。がっしりした体からあふれ出るほころびは、まるで花のようだった。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #詩のようなもの #恋愛小説 #140字随筆 #140字で恋する 1