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ギタリスト、デヴィッド・ブラウンについて。
たまたま今日発見して、ちょっと嬉しかったこと。
そしてショックだったこと。
サイモン&ガーファンクルが1981年にアメリカのニューヨークのセントラルパークで50万人を集めてのコンサートを行った。
日本でもテレビで放映されて、当時自分は中学生だったが、録画したビデオを文字通りすりきれるくらいよく観ていた。
最近たまたまyoutubeで見つけてまた改めてじっくり観てみた。
バックのメンバーは、ドラムにスティーブ・ガット、キーボードでリチャード・ティー、ベースにアンソニー・ジャクソンとかの凄腕どもたちは知っていたが、ほかは良く知らんかった。でもリードギターがなかなか、地味だけど、要所要所で良いギターを弾いているので、誰かと思い調べてみるとデヴィッド・ブラウンという人。
ググってみたら、この人、ビリー・ジョエルのバックバンドで長くリードギターを弾いていた人のよう。アルバム『ガラスのニューヨーク』とか『ナイロン・カーテン』に参加していたとのこと。"You May Be Right"とか"Allentown"の印象的なギターソロとかを弾いていたのがまさしくデヴィッド・ブラウンだった。
↑ シンプルだけど、いかにもという感じでハマりまくっているソロ。
1982年のライブ映像。一曲目の"Allentown"では3分10秒辺り、"You May Be Right"では1時間23分過ぎ。ビリー・ジョエルがノリノリのせいか、サイモン&ガーファンクルの時のライブよりも結構派手に動きまわって弾いている(笑)
ちなみに上のライブで54分過ぎで "Goodnight Saigon" をやっている。このライブ映像はこの曲のオフィシャルのビデオで昔、これまた繰り返し繰り返し観たやつだった。そうか、この時のライブだったんだ。
他にもポールマッカートニーのアルバムにも参加していたらしい。
こういう、あまりメジャーではないけど、実は誰もが聴いたことがあったり、派手じゃないけど素晴らしいプレイを、実はあっちでもこっちでもやっていたというのを知れるのは楽しい。
ああそうだったんだ、と密かに幸せな気分。
……
…などと、調子にのって色々検索しまくっていたら、実はデヴィッド・ブラウンは昨年2024年8月に亡くなっていたことを知った。
いきなり地獄に突き落とされた気分。
こういう世代だからなあ。
実は…ということがあっても不思議ではないが。
でも残念。
ご冥福をお祈りします。
素晴らしいギタープレイに感謝感謝です。