バンド36年目のステージ
学生時代の1988年12月に組んだバンドの36年目のステージがあった。
最近は、毎年秋の「みんなとPeace Sunday」という企画でのステージ出演の時だけ、直前にあわててスタジオに入ってオリジナル曲をあわせて、本番に出演するという感じで、要するに年に2回くらいしか顔を合わせないのだが。
バンドの一つのテーマは、3・11東北大震災の記憶を風化させずに想いを寄せつづけたいというオリジナルソングを歌い続けること。
今年は下の曲、「海辺に立つモアイ」。
「なぜモアイなんだろう?」と思った方はこちらをぜひ見てみてください → https://www.m-kankou.jp/facility/moai-spot/
正直なところ、こんな話があったとは自分も知らなくて、作詞作曲したボーカルの彼から最初に音源をもらった時には頭のなかでは「???」となった(^_^;)
もう一つの曲は「連帯しよう」
日本でも世界的にも分断と対立があちらこちらで問題になっているが、もっと「連帯しよう」「一緒に考えよう」というシンプルな呼びかけです。
ぜひ聴いてみてください(^^)
「みんなとPeace Sunday」ももう今年で38回目だが、昨年ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の方が今回は参加されていて、平和への想いを共有できて非常に感慨がありました。
このバンドは普段はロックバンドなのだが、今回は会場の関係でドラムが使えない、ということで急遽アコースティックな編成になりました。
ちょうどいいと思い、チェロをはじめて使ってみました。
おおまかにフレーズは決めておいて、あとは適当にアドリブという感じでやったせいか、普段のギターとあまり変わらない感覚でやれたのが我ながら面白かったです。
いろいろありつつ、学生時代からずっとバンドが続いているということ自体が奇跡のようなもの。しみじみと嬉しいです。