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株式会社With Midwife×OoO
インタビュー
私たちOoO(オー)は、様々なトレーニングを通して相互理解をし合える環境を作り、”自立した個として活躍できる人を増やす”ことを目指し活動しています。
今回の記事では、日本初・助産師の新たなスキル習得を応援するサービス「License says」を立ち上げ、コミュニティを構築される中で、助産師25名を対象にしたトレーニングをOoOにご依頼いただき”ビジネスパーソンのためのオンラインコミュニケーション”を導入してくださいました株式会社WithMidwife CCO / 助産師・心理カウンセラー 竹﨑 澪さまにお話を伺います。
01 : なぜOoOにご依頼していただけたのですか?
岡田)この度は助産師の方々に対して、”ビジネスパーソンのためのオンラインコミュニケーション”トレーニングを実施させていただき、ありがとうございました!
竹﨑)こちらこそありがとうございました!
今回は、”License says”という助産師に向けたリスキリングサービスの中でトレーニングを実施していただきました。私たちとしてもコミュニティに入った方々に対して、いかに価値のある体験をしていただくのか。
そして、価値ある存在として社会で活躍できるようにするのかといった部分で試行錯誤しており、そんな中、OoOさんに依頼させていただきました。
助産師は、基本的に病院やクリニックといった専門分野で活動することが多く、医療知識やエビデンスといった外面ではなく内面に関する部分を問われることが多いです。
でも、これからの世の中において、医療の世界での判断基準から大きく外れたところで評価をされる機会が多くなるのではと考えています。
その中の一つが”ブランディング”だったり、”伝え方”、あとは自分の”魅せ方などの表現力”といった部分だと私自身、企業の中で働いて実感しています。
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岡田)なるほど。医療という専門領域の方々も様々なリスキリングの必要性があるのですね。
竹﨑)はい。助産師は相手のことを想い、ケアすることは得意なのですが、自分自身がどう見られているかを立ちかえるのが苦手な方が多いと、私自身の経験もふまえて感じています。(株式会社WithMidwifeさまは、社員のほとんどが助産師であり、助産師の力で、いのちにまつわる社会課題を解決するため立ち上げられた会社です。)
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例えば、「白衣を着てメイクもほとんどせず、髪型もお団子にまとめて働いていた人」が、「社会に出て、全く違う領域の人」と話すとなった時に、身だしなみの基本や、人にどういった印象を与えるのかなどの知識が全くない状態では、話す内容への印象も変わってくると思います。
今までの領域から違う領域に一歩踏み出していただく時に、まず身につけられる部分を知ってから踏み出していただく方が、参加者の方々にとってより実践的な糧になると思ったことが今回OoOさんに依頼したきっかけでした。
そしてそれは、病院で働く助産師から起業した経験のある私たちだからこそ必要だと思った部分です。
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助産師のコミュニケーション力は高いのですが、病院で患者様との限られたシチュエーションがほとんどです。社会でビジネスをするとなったら、また違うコミュニケーション力がいると思っており、OoOさんはビジネスマナーとしてのコミュニケーション力が非常に高いと感じていて、個人的に関心を寄せていたので、今回お声がけしたといった流れになります。
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岡田)ありがとうございます!そんなに褒めていただけるなんて!
確かに、スキルが同じ方が二人いたとしたら「信頼関係を築ける人に頼みたい」と感じることって多いかもしれないですね。そういう意味では、他者へ”表現する”という部分は現代においてとても重要な要素ではないかと考えています。
もともと、この”License says”はどのような経緯で始めようと思われたのですか?
竹﨑)助産師という職種自体が、”お産とセット”のように扱っていただくことが多いのですが、少子高齢化の時代において、どんどん”お産”が減っているなか、今のままでは助産師という人材が溢れていく未来が近いと感じています。
弊社代表の『人生の課題』でもあるのですが、現代に必要なスキルを秘めている助産師たちを「どう社会で活躍できる人材にするのか」といったことをいつも考えています。そうすると、どうしても現状のままだと、社会で活躍するためには不安要素も多いと感じることが多いんです。
岡田)「特定の業種で日々頑張ってきたからこそ、世の中の知らないことがたくさんある」ということも、不安要素として挙げられますよね。私もすごく共感します。
竹﨑)はい。なのでこの”License says"で病院から社会に出るための基礎を学び、コミュニティで同志と出会えることで、社会で活躍できる助産師が増えるのではないかと思い今回の助産師向けリスキリングサービス「License says」を立ち上げました!
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岡田)素晴らしいですね!
そういった社会課題から、全てのサービスを生み出されていて興味が尽きません!
02 トレーニング開始前と終了後に変化はありましたか?
竹﨑)今回OoOさんにお願いしたのは、”License says"のクローズドコミュニティの中に対して行う講座だったのですが、OoOさんのトレーニングが実は最後の回だったんです。
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岡田)そうだったんですね。
竹﨑)その中で、「メイクのスキルはもちろんだけど、オンラインでの魅せ方といった部分が非常に勉強になった」「気づいてなかったことに気づけた」といったお声をいただいていて、例えば”オンラインの背景”の話など、みんな意外とメイク以外のところで驚くことも多かったと言っていました!
この講座には、弊社の社員も数名参加していたのですが、講座実施後、取引先企業さまとお打ち合わせを行う際に、社員が以前よりかなり綺麗に見えたので、「どうしたの?」と聞くと「この前教えてもらったことを実践してみた」と言っていたんです!
あと「服のトーンも考えるようになりました」とか、たくさんお声をいただきました。他にも驚いたことは、オンライン上で”背景のボカシ機能”を使っている人が誰もいなくなったことですね。
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小さな一歩かもしれませんが、意識がむき始めたことを非常に実感しました。
オンラインコミュニケーション(言葉などのビジュアル要素以外の表現)をさらに深ぼっていくと、もっと参加者は突き詰めた魅せ方ができるのでないかと考えていて、またぜひ依頼したいと思っています!
(今回はオンラインコミュニケーショントレーニングの、ビジュアルに特化し、印象心理学に基づいた表現を行いました。)
岡田)ありがとうございます!!
「質疑応答の時間」に、質疑をいただくことって普通だと思うのですが、”私が話している途中(開始10分ほど)”から、たくさん質問がコメント欄に飛び交っていて、それだけ意欲があるということは、参加者の方々がそれぞれ”変わりたい”って想いがあったんだと思いました。
我々としても、そのような素晴らしい環境で実施させていただいて本当に嬉しかったです!
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竹﨑)OoOさんの魅せ方といいますか、最初にエビデンスをもとにした様々な事例を見せていただいたことで、自分の主観にバイアスがあったことに気づき、「自分も確かにこういう印象を感じる」と認識できたり、そういった偏りを俯瞰できたことがすごく良かったんだと思います。
最初から気づきや自分自身を俯瞰して見ることができたので、その後もたくさん質問が出たのだと思いますし、動機づけが本当に良かったですね。
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岡田)ありがとうございます!
OoOでは、実践的なスキルもお届けしますが、重要なことって1歩を踏み出すための気づきを得ることができる体験なのか。だと感じています。
皆様、国家資格を持っておられるので、持っているものをどうやって表現するのか、どう使うのか、だと思うんですね。なので、持っているものを表現するためのトレーニングをさせていただいて、とても嬉しいです!
03 どのような方々へ向けたトレーニングでしたか?
竹﨑)対象としては”License says"のライセンス上級資格を持ってる方を対象にしています。OoOさんにお願いした理由は、何よりも”親和性”だったと思っています。
「コミュニケーションの企画を行いたい」と話が立ち上がった時に、コミュニケーションといっても、たくさんありますし、ビジネスマナーとか、話し方(話すスキル)などもたくさん候補に上がりました。
その中でもコミュニケーションを柔らかく、且つ助産師たちにとって必要で、マッチする形で実施してくれそうな会社に依頼したいと考えたとき、助産師という特性に合うと思ったのがOoOさんでした。
まずは、どんな形であってもいいから魅せ方について学んでいただきたいとも思いました。実際に彼女たちが持っている課題で最初に上がったのは”魅せ方を知らないこと”だったんですね。
”持っているものを表現する”と言った部分で、「まず持っていることを知らない」「持つべきかも知らなかったりする」ので、その部分を気づかせてくれたり教えてくれる場を提供したかったんです。
その先に考えているのが、ぜひOoOさんにまたお願いしたい”コミュニケーション”の部分なんですね。
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岡田)ありがとうございます!
助産師の方々ってヒアリングもお上手ですし、すでにスキルを持っていらっしゃると思っています。
でも、私も普段から実感するのですが、スキルがあっても、環境によってそれが発揮できないとか。いつもうまくいってるのに。とかってよくあることだと思うんですよね。
なので、どんなスキルであっても環境もすごく大事だと感じています。
スキルだけをお伝えすることにも価値はあると思いますが、OoOの大事だと思っていることは、難しい環境でもどのようにして力を発揮するのかと言ったマインドや、自分で切り開く力だと実感しています。
04 トレーニングのなかで、印象的だった体験やエピソードは?
竹﨑)これは、参加者が実際に手を動かしていたことですね!!
実践的だったし、能動性がすごく見られたのは、OoOさんのトレーニングが一番でした。画面に対して前のめりになるように参加してましたね!!
岡田)WithMidwifeさまの代表も参加してくださっていましたが、一番最初に手を挙げてくださったり、最初に発言してくれるので、周りの参加者も「発言してもいいんだ」といった空気を作り出してくださっていて感動しました。
”誰が最初に発言するか”って、とても重要なことなので、改めて心理的安全性の担保された場だな。と実感しましたね。
05 今回のトレーニングをぜひ薦めたい人はどんな人でしょうか?
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竹﨑)そうですね、まず自分たちの課題が見えていない、コミュニケーションに何らかのエラーを感じているけど、何がエラーかわからない方はぜひOo Oさんのトレーニングを受けてほしいと思います。
OoOさんは、察する能力とそれを客観視する能力が非常に高いと思っていて、私たちも今回少しぼんやりした形で壁打ちさせていただいたのですが、そこから的確に整理してくださったなという感覚があります。
私たちだけでは、その部分を言語化した状況で企画書にあげることができなかったと思うのですが、困っているという声は上げられて、自分たちがこうしたいと思っている未来への軸を持っている企業様はすごくいいのではないかと思いました!!
例えば、企業内でなぜか病んでいくっていう事象があると思うのですが、それってどこかで”コミュニケーションエラー”が発生していて、その困っているということを、まず挙げられる企業様はぜひOoOさんに連絡するといいのではないかと思います。
そうすることで一歩踏み出すこともできるし、人によっては二歩、三歩と踏み出せる人も多いのではないかと感じました。
岡田)なるほど。
一歩を踏み出すことって簡単なように見えて、とても勇気のいることですし、一度だけでなく生きる上で何度も必要だと思います。
そのための1歩を踏み出すサポートができれば、私たちOoOもとても嬉しいです!
改めて、素敵な企画に携わらせていただきありがとうございました!
竹﨑)こちらこそありがとうございました!
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