大野億土/オオノオクド

恥も外聞も無ければ、金も知識も無い、タダの石ころなんですが。 転がって丸くなるのもいいけれど、できればヤギになりたいものだ、 そんな物書きをしていこうかと。まだまだ未熟者ですが、是非。気ままに交信していきましょう。生まれは1999です。

大野億土/オオノオクド

恥も外聞も無ければ、金も知識も無い、タダの石ころなんですが。 転がって丸くなるのもいいけれど、できればヤギになりたいものだ、 そんな物書きをしていこうかと。まだまだ未熟者ですが、是非。気ままに交信していきましょう。生まれは1999です。

最近の記事

旅猫な分身

僕には愛猫がいる。齢4にして、まだまだ甘えん坊の長毛である。フワフワでモフモフな毛並みが魅力の一方、毛玉や大量の抜け毛も特徴的だ。ちゃんとブラッシングなどをしなければ、猫自ら自分の体を傷つけてしまうし、ちゃんとブラッシングなどをしても、どこかしらには毛が落ちていたり、くっついていたりするものだ。 そんな飼い主であり下僕でもある僕には、密かにやっている楽しみがある。それは“愛猫の毛玉や抜け毛を各地に上陸させる”というコトである。家の中でほぼ一生を過ごす飼い猫に、少しでも世界を知

    • 闇鍋な日常

      ついこのあいだ、ちょっとよくわからない風景を目撃した。別にとやかく言う訳ではないのだが、あれこれは言いたい。 それはスーパーへ買い物に向かっていた時のことである。スーパーへ行くにはお店がいくつも並んでいる道を通る。したがって、日々の繁盛具合は、なんとなくでも見てしまうものだ。その道には最近できた鍋料理専門店がある。ガラス張りで店内が一望できるため、毎回通るたびに少し申し訳なく一望させていただく。その日はいつもより人が多く、逆に遠慮なく観察してみたのだが、ある卓に目が行った。

      • ある男の不運な話

        2023年8月1日、局地的な大雨と激しい雷を記録した。さほど長くはない私の人生では1番激しい雷だった。本当に空が割れている様な音に聞こえた。正直しっかり怖かったが、同時に途方のない存在というか、人間には到底敵わない存在への神秘や信仰的な思いが強く湧き、雷が鳴れば鳴るほどワクワクしていた。 ただ、こんなゲリラ豪雨に限って外にいる人、いわゆる、『ついてない人』もきっといるのだろうと考えた。きっと、そういう人は限ってこうである。 【ある男は自転車を朝から漕いでいた。その日も仕事場

        • スーパーで遭遇

          僕はスーパーマーケットが人よりも好きだと勝手に思っている。 理由はいくつかあり、1つ目は情報収集と比較だ。当たり前だが、タイプや価格設定などがスーパーによって違う。ここはどんな武器があり、それがどう生まれたのか考えるのも面白い。家の近くだけでも7種類9店舗ものスーパーがあるわけだが、その日の献立や他の用事との組み合わせにより、買い物計画たるものを考えるのだ。2つ目には人間観察だ。コレも同じくスーパーによってだか、少なからず地域差や貧富の差がありとても面白い。ただ、それも僕の中

          湿布から映画を学ぶ

          夏は嫌いである。嫌いな点を挙げると、みんな具合が悪くなってしまうので控えさせていただく。そのため僕の中での四季ランキングは万年ビリなのを伝えておきたい。4人で競っているのに1人だけ表彰台に立てないことほど屈辱なコトはないと思い、僕ながら夏への抵抗をしてるのだ。今年も夏がやってきて、ある出来事によって、また一歩、夏の嫌いを前進させた。 それは脚を酷使した日の夜のこと。明日の僕への優しさと、クソ暑い夏をちょっとでも快適に寝られるのならと、家の引き出しの中にあった湿布を、安易に貼っ

          湿布から映画を学ぶ

          ジメジメた夜は

          僕は同い年の同居人と二人暮らしである。趣味や好みなどはわりかし近いと思う。強いて言うなら聴く音楽のジャンルがちょっと違うくらいだ。そんな2人が最近ハマっているコトは、「グリーンカレーチャーハン」を作ることである。 コトの始まりは、かなり異国料理にハマっていた時期、勉強のためと機会があれば片っ端から色んな人を連れて食べまわっていた頃の話。その日は同居人と、何処か食べに行こうと作戦会議をしていた。作戦会議と言っても、僕の狙いは既に決まっており、家の近くにある少々風変わりな「タイ料

          僕は今、とても反省しています。

          僕には2個上の兄がいる。よく周りの人達には「とても仲が良いのだね」と言われる。往々にして、世の中との感覚のズレがあることに、僕は知ってる。だからそう思ってなくても「そうなんだよ」と答える。素直に褒めてくれているのだから素直に感謝するべきなのもわかってはいる。では、今回はそんな仲の良い兄の話をしたいと思う。 それは、このnoteをつい昨日始めた僕なのだが、記念すべき第一投稿を書き終え、その報告と評価を求め、兄に連絡をしたのである。ちょっと話は逸れるが、何故すぐ連絡しなかったかと

          僕は今、とても反省しています。

          勝手に異国交流

          僕は賃貸アパート4階建ての2階に住んでいます。下の階には外国の方が住んでおり、会った時に会釈する程度の仲で、調子を確かめ合ったりお裾分けしたりするわけでもありません。ただ、一方的に感謝をしているコトが1つあるのです。 それはある遅い夜のこと、布団に転がっていた時の話。いつもは気づいたら朝になっているハズの当たり前が、今回は全く夜のままで苦しんでいました。こういう場合には「えっち」か「くだらない」コトを考えると良いと心得ていました。この2択のどちらを考えようか考えていると、何処

          高みを目指すと

          僕はスマホゲームが好きだ。王道から糞ゲーまで、ありとあらゆるモノに手を出した。そんな僕が今はまっているのは「ポケモンクエスト」という、簡単にいうとポケモンをスマホで簡単にできるものだ。逆に通らなかった道を3週目にして通ってみたわけだが、1番好きなポイントはビジュアルだ。ゲームは分野や物語は勿論大事なのだが、結局は自分が好きなビジュアルなのかどうかが決め手だと思っている。ポケモンクエストはキューブ型が基本でカワイイのが良いのである。自分の集めた仲間であるポケモン達が拠点でじゃれ