変わることが楽しくなる魔法の言葉

こんにちは、大成信一朗です。

あなたは変化することに抵抗があるだろうか?

人は自分自身に対して、周りに対しても、環境に対しても変わることを嫌がる。
イメチェンするのには勇気がいるし、会社で新しいシステムを導入しようとすると不快な気分になる。

あなたは新しいことを試してみることは好きだろうか?
新商品が出たら試してみたり、新しい料理にチャレンジしてみたりなどなど。
人は試すことは好きなのである。

ところで、「変化すること」と「試すこと」、新しいことをして現状が変わるという点で同じではないだろうか?
それでは、なぜ同じことであるので、人は変化を嫌い、試すことが好きなのだろうか?

変化を嫌って、試すことが好きな理由

変化と試すという言葉の遣われ方に理由があるのではないだろうか?

私たちが「変化」という言葉を使う場面を考えてみよう。
大きな事を成し遂げるために大きな代償を払ったり、大きなリスクを取る時に、変化という言葉を使うのではないだろうか?

一方、「試す」という言葉を使う場面はどうだろうか?
いつもと少し違って刺激的で、それでいて失敗してもダメージがほとんどない時に、試すという言葉を使う。

変化はリスクや労力が大きいから嫌われ、試すはリスクや労力が少なくお手軽だから好かれるのではないだろうか?

変わることが嫌なら、試してみよう(見出し)

私たちが何もしなくても、周りの環境は刻々と変わっているので、それに合わせて変化しないと、時代や社会に置いてかれてしまう。
詳しくはこの記事を読んでほしい。
→ なぜ変わらないといけないのか?

特に現代社会は変化が激しいので、変わることの重要性は更に増している。
しかし、変化には多大なリスクやエネルギーを伴うので躊躇してしまう。
そこで、変化ではなく試してみるのはどうだろうか?

要するには、大きく変えようとするのではなく、失敗しても大した被害にならず気軽にできることを積極的にするのだ。

例えば、新しい分野の本を読んだり、新しい趣味を始めたりなど。
まずは試すという習慣を身に付けるのだ。
そうすれば、変わることが当たり前になるので、変化もしやすくなる。

また、あなたが会社やチームを持っていれば、部下が新しいことにチャレンジして失敗しても怒るのではなく、逆に試したことを褒めよう。
そうすれば、部下の中でチャレンジ=変化ではなく、チャレンジ=試すことになり、「試して失敗しても何も悪いことは起きない」というマインドセットになって、より積極的に新しいことに挑戦(変化)するようになる。

なお、この「変化は嫌いだけど試してみることは好き」については、自己啓発書の名著デイル・ドーテンの『仕事は楽しいかね?』がヒントになっている。
仕事に行き詰まった時に読むと、仕事に対する考え方が変わり試してみるかという気分になれる本なので、もし読んだことがなければ一度読んでみてはどうだろうか?
→ 仕事は楽しいかね?

今日から新しいことを試そう。
そうすれば、あなたは意識せずに多大な犠牲を払わずに変われる。

大成信一朗

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