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麦ふみ|大麦おじさん|vol.10
この時期(1月~2月ごろ)、元耕作放棄地(こうさくほうきち)だった私たちの大麦畑では麦ふみを行いました。
麦ふみを行うことで3月以降暖かくなってゆく中で、より強く大麦は成長していきます。昔はたくさんの人数で横一列になってカニの横歩きのようにして行う風景がこの時期の風物詩でした。今ではトラクターに大きなタイヤのようなローラーをつけて一気に麦ふみを行います。
今年も、4月入社予定の新入社員が、この足でふみつけてゆく伝統の麦ふみを体験しました。初めて訪れた自社農場の大麦畑の広さと麦ふみの面白さに感激していました。
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全国4000名以上のオーナー様に支えられている元耕作放棄地の大麦畑。今年も順調に育っています。地球温暖化の影響で例年より2週間程刈り入れが早まっていますが今年も5月下旬には収穫の予定です。
おおむぎ工房では、大麦の (二酸化炭素)吸収量に注目しています。例えば、大麦ダクワーズ1個に使用する大麦で500mlペットボトル約1.7本分のco2を吸収します。地球温暖化解決のためにももっともっと大麦を広めていきたいと思っております。
農家の高齢化に伴う耕作放棄地の拡大は、私たちの地元足利市という小さな街でも、東京ドーム30個分に広がってしまいました。これを少しでも大麦で再生したい。その一途な思いで努力をしております。しかし、高齢化の進みは早く、もっとスピードをもって再生しなくてはと焦りを感じております。
ぜひ「大麦畑のオーナー制度」にご協力をお願い申し上げます。