リーガルダンジョン【Switch】感想
リーガルダンジョンというゲームをプレイしました!
操作性 ★★★☆☆
ストーリー★★★★☆
メッセージ★★★★★
考察 ★★★★★(誰かと感想語り合いたい)
難易度 ★★★★★(攻略サイト見ないと難しいかなと)
インディーズゲームということで、少し操作しにくかったり難易度が、、というところもありましたが、
考察的な意味でもメッセージ性的な意味でも、色々考えさせられて面白かったです。
プレイする価値のある作品かと!
というわけで自分用に感想備忘録。
※下の方にネタバレというか、内容に関わる感想があります!ネタバレ前に注意書きしますが一応気をつけていただけると!
以下公式ページからゲーム紹介文
罪とは、どこから生まれるのか
ここは、罪と罰、
そして、ノルマが入り組んだ迷宮。
警察官として、ダンジョンと化した
8つの事件の膨大な書類を読み込め。
証拠を集めて被疑者と闘い、
「有罪」「無罪」の意見を提出せよ。
その判断が、人の、そして
自分の運命を大きく左右する。
罪とは、どこから生まれるのか。
『リーガルダンジョン』は警察官になり、捜査書類を作成するゲームです。
あなたは窃盗、殺人など8つの事件と関係のある捜査書類を読み、関連法令と判例に従い最終的な捜査意見を作成していきます。犯罪者を検挙し処罰する過程を繰り返していく中で、このゲームはあなたに「検挙実績こそが治安のバロメーター」ということを教えてくれます。さあ、ダンジョン内であなたを待っている『真の犯人』を探しに行くのです。
●ざっくりした内容
キャリア組な新人の警部補、清崎蒼として、事件の起訴不起訴を判断していくシミュレーションゲームです。
「正義」とはなんなのか、を訴えてくる内容でした。
プレイヤーは被疑者を起訴するため、あるいは不起訴にするために、事件書類から必要な情報を探し出していきます。
事件書類を読むための端末の画面が、ゲーム画面とリンクしているので感情移入しやすいなぁと思いました!
感情移入しやすいからこそ、正義が時にねじ曲がる時、自分にも訴えかけられるものがある……。
(全然関係ないゲームですが、CAPCOMの乙女ゲー『囚われのパルマ』も同じように、主人公が使う端末画面とゲーム画面がリンクしてて好きです。没入感がある!)
●操作性に関して
Switchのゲーム画面いっぱいに、PCのウィンドウが表示されているイメージ。文字が小さい!
カーソルを左のジョイスティックで動かすのですが、
カーソルが動きすぎてしまって、狙った文字を選択するのが難しいです。(徐々に慣れますが……)
タッチパネルを併用するのがオススメかも。
●難易度について
ちょっと説明不足なのかな、、?と思う。
ヒントのようなことを言ってくれる「あおい」というキャラクターはいるのですが、それだけではたどり着けない部分が多いです!(これはゲームの進行上わざとやってることだとは思うけど)
攻略見ても、え?そんなやり方があるの?となる時が3度くらいありました笑
(あーなるほど!!ってなるやつももちろんあるのですが)
自力でやることにこだわりすぎないほうがいいかもです。
●物語について
良くも悪くも余白が多いです。
主人公のセリフをあえて空白にしてあるので、「主人公が言ったであろうこと」を常に想像しながら物語を読み進める必要があります。
とはいえ、かなり想像しやすく作ってくれています!
後半で話が入り組んできた時にちょっと置いて行かれてしまって、エンドを全て回収して見返して、あー!!なるほど!!なるほど……?みたいな感じです笑
エンドを全回収した後はこの余白がかなりいい感じに働いてくれるので、途中置いていかれかけたとしても諦めずについていってほしいです!笑
エンド回収、そんなに長くかからないと思うので!
話変わりますがゲーム実況もしてるのでぜひのぞいてください、、(切実)
以下ネタバレ含みます!
短いネタバレ感想
エンディング13の後日談で主人公が泣くところで、ようやく色んなこと考えさせられたなあと。
正義に向かってるはずなのに道を踏み外す人たちを、「キャラクター」としてだけ見てたのが、ここの後日談で急に、あっ、この人たち人間なんだな、、と思わされる感覚でした。
・おじいさんが印刷していたビラは孫を探すもの
・ビラ印刷代のために、おじいさんはおとり捜査に協力していた
ってのは結構皆さん考察で言われてて、共通認識かなと思うのですが、
個人的には、エンディング13で冷蔵庫に入っていたのが、孫の真理の死体で、彼女を殺めてしまったがために、主人公はより心を痛めている、というのがしっくりくる気もしたのですが、ここはかなり考察がばらけてるみたいですね、、
たしかに真理を殺す理由がないから殺してたら変なのかー、、と思いつつ、
じゃあ冷蔵庫に入ってたのはなんなんだ?おじいさんの残り……?うーん?となってます。
誤った道を行かないとTRUEらしきエンドにたどり着けないというのがこのゲームのめちゃくちゃ面白いところだったなあと思いました。
以上!