急性腰痛の管理のための臨床ガイドラインについて
■RCGP(英国家庭医学会)は1993年以降の急性腰痛に関する論文の体系的レビューを実施し、
『成人の急性腰痛診療ガイドライン』(AHCPR:米国医療政策研究局)の改訂版として
『急性腰痛の管理のための臨床ガイドライン』を発表。http://amzn.to/Hk8veA
■『成人の急性腰痛診療ガイドライン』ではエビデンスのランクをA・B・C・Dの4つに分類したものの、
Aに相当するエビデンスがなかったため、
『急性腰痛の管理のための臨床ガイドライン』は次の3つ星システムによって評価されている。
■★★★=複数の許容できる科学的研究の大半においてほぼ一貫している事実。
★★=1つの許容できる科学的研究による事実、または複数の許容できる科学的研究による限定的な事実。
★=許容できる科学的研究の基準を満たさない事実。
■急性腰痛の治療法に関するエビデンス(科学的根拠)はすべて体系的レビューかRCT(ランダム化比較試験)で判断し、
急性腰痛の疫学・評価・自然経過・合併症などに関するエビデンスは前向きコホート研究に由来している。
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