私なりの#未来のためにできること
40歳を過ぎてから自分の身体の変化や気持ちの変化が大きく変わった。
体調を崩し、内科、胃腸科、脳神経科、産婦人科、その他クリニックでいろんな検査しても何もなく、心療内科ではパニック障害と診断された。
45歳の時、私と同じ歳の旦那の兄が亡くなった。
兄は10年以上前にステージ4の肺がんと診断されたが周りが驚くほどの回復力で復活した。
それから定期検診は欠かさず受けていて、亡くなる数日前の検診でも異常はなかったらしい。
亡くなった原因ははっきり分からず、結局心不全。
ちなみに、、、因果関係は不明だが、肺がんで肺の半分以上無くした兄はコロナに罹っては大変だと、ワクチンを3回接種していた。
兄のことを大好きで、こんなに中のいい兄弟は珍しいと周りから言われ続けたうちの旦那は心身疲労で体調を崩し入院した。
あれから2年経った今、兄の姿がないことは分かっているがいなくなった悲しみには蓋をして考えないようにしているようだ。
現実と向き合うことへの不安に押しつぶされてしまうんだろうな。
こんな時に私は何も出来ないし何も変えられないんだな、無力だな、と思う。
自分がパニック障害のピークの時、誰からも何もしてほしくなかったけど、ただいつも通りにみんなが過ごしてくれていることで強い安心感を得られたのを思い出した。
だから私もいつも通りにしている。
そんな数年を過ごしてきて、感謝したり思いやる心が強くなった。
しんどかった数年がそれを気づかせてくれた。
感謝は人にはとどまらず、動物はもちろん地球にも感謝できるようになってきた。
洗剤や日用品は環境を破壊しないようなものを選ぶようになった。
無駄な生産が増えないように、自然に生産される季節のもの、育成方法、栽培方法などもわずかながら気にするようになった。
私たちの大切なライフライン、電気・ガス・水道はお金を払って分けてもらっているが、酸素は今のところ無料。
そんな酸素を作ってくれている植物や太陽の光、微生物にも感謝するようになった。
未来のためにやっていることは地球に感謝すること。
犬のお散歩中も日陰を作ってくれている木々に声を出して「いつもありがとう」と伝える。
木の根っこを踏んでしまったら「ごめんなさい」ということもある。
公園や歩道のゴミを拾って持って帰るのはちょっと衛生的に苦手なので、なるべく端っこに集めるくらいはしている。
もうひとつは自分の身体のことも考えて、自然なものを生活に取り入れている。
添加物が怖いというよりも、そんなもん入れなくても作れるなら自然な方がいいな、という感じ。
私の大好きで愛用しているシャボン玉石けんは、川や海に流れても、短期間で水と二酸化炭素に分解されて、石けんカスは微生物の栄養源になり、最終的には魚のエサになる。
地球に負担をかけるどころか、栄養になるなんて素敵すぎる。
情報が多い今、いろんなことに振り回されてしまうけれど、人の話だけで全てをジャッジせず、いいものは肌で感じて無理なく生きていけたらいいなと思う。