『ジマンジ』~<人の業(ゴウ)を受け止め浄化する寺>なぜこのマンガを描こうと思ったのか
【ジマンジ】連載スタート!!
『お笑い』の漫画、その名も『ジマンジ』。
私のテーマとしている『知財』(&科学技術)に興味があるという方は、まだ多くはありません。そこで知財も科学技術も出てこない作品も創ろうと思っておりました。その作品のテーマは『笑い』です。
本ジマンジシリーズを無償公開していくことで、より多くの方が楽しまれ、大樹七海ワールドを知って頂き、そこから、既刊・今後発刊予定の知財・科学技術の作品も、実は読まず嫌いで?面白そうなのでは?と購入に繋がって貰えれば・・・という願いを込めています。
ちなみに、大海七樹(おおみななき)は、大樹七海(おおきななみ)の裏ペンネームです。
【ジマンジの構想】
ジマンジの構想は、『人の闇を肯定し業(ゴウ)を受け止める』という所から発しています。
世の中きれいごとばかりではない。毒を吐き呪わずにはいられないことも多かったり。。でも、毒を吐いても吐かれる方も、世の中は悪化するばかりに。。
だから『人の闇』という重たいテーマも『笑い』に変え、
『社会で安心して毒を吐き解毒できる場所』を用意したい。
と思い生まれたコンセプトです。
本当にこういうお寺があってもいいと思っています。
【自慢の話】人間の業の深さ、、、自慢話。
上手くいかない人が話を聞いてもらえる場所、というのはあると思うのです。でも、上手くいっている人が自慢話を聞いてもらえる場所、(特に日本人は自慢を抑圧し、謙虚に生きることを強制される)というものはないので、これを日本伝統の寺が受け止める、という企画を思いついたときに、いける!深夜番組で見たい!と思いました(笑)
人間の業の深さ、、、自慢話です。
これは祖父祖母、親父親母、姉兄、弟妹、と親族だからって、おなじ話を何度も聞かされるのは正直キツイ、ウザイです。。
また会社の上司が部下に、自慢話を延々としたりすれば、部下にストレスを与え、部下の時間を無駄にし、何もいいことはありません。
友人に話したところで、長年の友人関係にヒビが入ってしまいかねません。
SNSで呟けば炎上確実です。
ですが、しかし、しかしです。
努力した結果、上手くいったら、やはり自慢したいのが人間の常でしょう。
お寺で、存分に、その自慢話を心ゆくまでして、たとえひと時ではあるのですが勝利の至福を堪能し、己の業と欲の深さをスッキリ放出しきり、住職にお言葉を頂いて浄化されたうえで、また現世に謙虚に帰っていく。
これだけ嫌がられるんだから、話す場所を作ってあげないと、と。。。
みなさんの忙しい日常において、手軽に読み楽しめるよう、十数ページにはなる内容を毎回4ページに濃縮し、カタルシスを得られる試みです。
どうぞ楽しみにして頂ければと思います。