【パンナコッタ】
~こんにちは料理酒をスィーツで使う新たな発見~
先月末から新酒の発売が始まりましたが、今月は地元への出荷ラッシュで、矢吹町のPB「開拓のうた」も販売されます。香り高くフレッシュ、飲み口はすっきりな新酒の数々がラインアップされていますので、料理酒同様に年末年始の際にはご利用くださいませ。
今月は、パーティーシーンに活躍しそうな「パンナコッタ」です。器の淵にシュガーを飾り、キラキラ光るおしゃれな雰囲気になりました。
レシピをご紹介くださるのは、
Cooking Studio I-e(イーエ)代表・料理研究家の中村美紀さんです。
それでは中村美紀さんの季節のコラムと共にお楽しみください。
*コラムの後にレシピを投稿しております。
【季節のコラム】
2023年も今月でもう終わり。一年とは本当に早いものですね。
実は先月、長崎へ。発酵を専門にしているシェフのお料理を食べに行ってまいりました。コース料理の中に、九州は焼酎文化なので、いも焼酎などを仕込む時の黒麹で作った甘酒でさっと炙った穴子を和えた一品がありました。東北にはない食材の取り合わせで、まだまだ食べたことがないおいしいものがたくさんあるのだと好奇心を刺激されまして、次の日早速こんにちは料理酒を使っての試作をしました。
こんにちは料理酒を使ったいろいろなスィーツに挑戦していまして、パンナコッタにこんにちは料理酒を入れたらおいしくなることは知っていましたが、メープルシロップに入れてみたらどうかとひとたらししてみたら、大きな発見が。
メープルシロップ独特の風味が和らぎ、優しい味わいのソースが完成!!
まだまだ、こんにちは料理酒の奥の深さには驚かされます。麹の「酸味」と遊ぶ、とても楽しい時間でした。クリスマスにぜひ、作ってみてください。それでは、また来月。
【パンナコッタ】
~こんにちは料理酒をスィーツで使う新たな発見~
■材料:(5~6人分)
牛乳・・・・280ml
生クリーム(動物性32~34%)・・・150ml
練乳・・・・20g
グラニュー糖・・・小さじ1
こんにちは料理酒・・小さじ1/2
A:(粉ゼラチン5g、水大さじ1)
*ソース
メープルシロップ・・大さじ1
こんにちは料理酒・・少々
■作り方
Aの材料を混ぜてゼラチンをふやかす。
2.火にかける
牛乳、生クリーム、グラニュー糖、練乳、料理酒と1のふやかしたゼラチンを入れて火にかけ、沸騰直前まで温めたら一度濾す。
3.冷まして固める
氷水を当てながらとろみがつくまで混ぜ、保存容器に入れて3時間ほど冷蔵庫に入れて冷やし固める。メープルシロップにこんにちは料理酒をひとたらししたものをかけて召し上がれ。
※グラスのふちにグラニュー糖をつけたい場合は、レモン汁でふちを拭いてから、さかさまにしてグラニュー糖をつけていく。
■こんにちは料理酒を使うポイント
・麹と酒粕のほどよい酸味が、乳製品のおいしさを引き立てます
・メープルシロップにひとたらしすれば、激的においしくなります