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ねぎ塩レモンだれ

GW本番。Stay homeの5連休かとは思いますが、おうちBBQが楽しめるうららかな季節でもあります。今回はご家族でおうちBBQをお楽しみいただくのにぴったりな、「ネギ塩レモンだれ」をご紹介いたします。料理研究家中村美紀さんの、季節のコラムと共にお楽しみください。


ネギ塩レモンだれ
■材料:(作りやすい分量で)
・長ねぎ1/2個
・レモン汁大さじ2(小さい国産レモン約1個分)
・調味料A:(ごま油大さじ2、こんにちは料理酒大さじ1、砂糖大さじ1、自然塩小さじ2、荒びきこしょう小さじ1/2、片栗粉小さじ1/2+水大さじ1)

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■作り方
⦁ 材料を切る
長ネギはみじんぎり、レモン汁は絞っておく。

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⦁ 材料を小鍋に入れる
みじん切りした長ネギ、ごま油を入れて弱火でじっくりと炒める。その他の調味料を小鍋に入れ、水どき片栗粉に火が入り、とろみがついたら火からおろす。

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⦁ レモン汁を加える
熱いうちにレモン汁を加えて混ぜ、再度弱火で加熱したら、瓶に入れて完成。冷蔵庫で2週間ほど保存可能。

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■こんにちは料理酒を使うポイント
・酸味を和らげ、旨味を引き出します。
・塩味を和らげ、まろやかにします。
・保存性を高めます。


<ふくしまごはん歳時記 2021年5月 皐月(さつき)>
七十二候とは・・・
太陽の運行をもとに、一年を二十四に分けた「二十四節気(にじゅうしせっき)」は、季節の指標となる大切な暦でした。人々の暮らしに根付き、これを元に農作業や行事が行われていました。
二十四節気のひとつの節気をさらに3つに分けたものが「七十二候(しちじゅうにこう)」。5日ごとに、「初候」「次候」「末候」と季節を移しそれぞれの季節を3~4文字の短い言葉で表した、いわば季節の告知版のことをいいます。


■立夏(りっか)
末候:竹笋生(たけのこ しょうず) 2021/05/16-5/20
タケノコがひょっこりと顔を出す頃となりました。 やや遅く感じられるかもしれませんが、実はタケノコにも種類があり、収穫期も少しずつずれてきます。 最も多く出回っている中国原産の孟宗竹は春先の3月中旬から、日本原産の真竹は5~6月に旬を迎えます。 ですので「竹笋生」の竹笋とは、真竹だと考えられています。

■小満(しょうまん)
末候: 麦秋至(むぎのとき いたる) 2021/05/31-6/4
七十二候が小満の末候に変わり、初冬に蒔かれた麦が小麦色に熟す頃になりました。 刈り取りを待つ麦畑は、一面黄金色に輝き、新緑がまぶしいこの頃にコントラストが際立ちます。

【季節のコラム】
うららかな日差しと共に自然に目が覚める…そんな季節がやってきました。
いよいよ、暦は夏のはじまりに向けて進んでいます。田植えの準備が進み、畑では菜の花が終わりを迎えて夏野菜の作付けが始まっています。

ここ、東北でも今年は随分筍や山菜が早めに顔を見せてくれていましたが、春の味覚にはありつけたでしょうか。苦みのある野菜や山菜は、わたしたちの体を夏に向けて呼び起こしてくれます。季節のものを食べるということは、次の季節に向けて身体を準備させる意味もあるのです。

さて、そんな季節にはレモンなどの柑橘系の爽やかな酸味も取りたくなってくる頃です。
STAY HOMEばかりでストレスを感じている人も少なくないはず。「酸味」というのはリフレッシュ効果もあります。そんなわけで、今回はおうちBBQにピッタリな「レモン塩だれ」のご紹介です。
こんにちは料理酒を使ったタレやソースのレシピは今までたくさん作ってきましたが、今回の塩だれは本当においしくってかなりの自信作です。
お肉だけでなく、焼き野菜や魚介にもよく合いますのでぜひぜひ作ってみてくださいね。
最後までお読みくださってありがとうございました。では、また来月お会いしましょう。

※参考資料:にっぽんの七十二候(枻出版社)
春夏秋冬・土用で暮らす。(富田貴史・植松良枝著 主婦と生活社)
暦生活 https://www.543life.com/seasons24/

レシピ監修:Cooking Studio I-e(イーエ) 中村美紀
HP: http://www.studioi-e.com/
オフィシャルブログ:https://ameblo.jp/cookingstudioi-e/

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