Xbox360を手放してクリアできなかったALAN WAKEをクリアした。(ネタバレなし)
湖に引きずり込まれたアランの妻の結末をようやく知ることができました。
1.ALAN WAKEの思い出
大学生時代、ホラー映画にハマっていた私はこの作品の存在を知り、Xbox360版を購入しました。しかし、教員採用試験に向けた勉強や教育実習などにより、あまりゲームをする時間を取れず。教員採用試験の最終試験で落ちてから就職活動を始め、大学4年の2月に神奈川の中堅学習塾に内定をもらい、すぐに引っ越して、気がつけば社会人。
続きは気になるが、1日12時間勤務、月に1日休めればいい方、といった会社に入ったため、ゲームをする時間をほとんど取れず。
そんな状態の中、社会人になって起動できてないからとXbox360は妹に譲ってしまったので、ずっとプレイできなかった本作。2021年10月にリマスター版が出たので、PS4版でついにプレイしました。
2.クリアした感想
シナリオは個人的にはかなり良かったと思います。ホラー映画なので全ては語らず、ちょっと消化不良になるオカルトな感じがよかったです。
何が嘘で、何が真実なのか。狂っているのは主人公なのか、それとも周りの人間なのか。プレイヤーは主人公を操作しながら、どのような結末を迎えるのかが気になるような仕組みになっています。
また海外ドラマのような「今回のALAN WAKEは〜」も個人的には好き。ゲーマーパパなので1章すすめるのに結構時間がかかることあったのですが、しっかりとまとめてくれているので、シナリオもしっかりと把握しやすかったです。
暗い森や廃屋を探索するのですが、不気味なサウンドがホラー要素を強くしてくれているので、イヤホンやヘッドホンでのプレイをおすすめします。ただ、私は子どもが寝てから暗い部屋でプレイしていたので、画面の明るさマックスにして、ホラー感を薄くしていましたが。
ゲーム難易度イージーでプレイしたのですが、TPS部分は人によっては難しく感じるかも。袋叩きにされると一瞬でHP0になります。
プレイ体験はかなりいいのですが、FPS・TPSをプレイしたことが無い人は難易度的に諦めてしまう人もいるかもしれません。
基本的にイージーなら弾丸や発煙筒などのアイテムが余る、そして、基本的に次のステージに持ち越せないのでどんどん使ったほうがいいと思っておくと、だいぶプレイ体験が変わるかもしれません。
序盤はしっかりとホラー感が出ているのですが「ライトを当てて、相手のガードを解いてから銃撃をあびせる」の繰り返しなので、中盤ぐらいからは慣れてきてちょっと戦闘が退屈に感じるかもしれません。小説家なのに緊急回避が優秀すぎて、スタイリッシュアクションTPSみたいに感じてしまいました。
3.オススメしたい人
シナリオ的にはスティーブン・キングのホラーが好きな人にはオススメです。あとは海外ドラマ好きな人にもオススメです。
しかし、爽快感やシューティング要素を求める人にはちょっとおすすめできないです。敵の多くが近接武器持ち、あとは手に持っている鎌とかを投げてくるぐらいなので、銃撃戦はありません。
プレイ時間はだいたい10時間から12時間程度だったので、ひとつのゲームにあまり時間をかけられない人にもオススメです。