贈り物は難しい
私は“ひとでなし”のオオカミなのでニンゲンとの交流が少ない。同居人の誕生日プレゼントでさえあまり贈らなかったりするくらいだから、誰かに何かを贈るなどあまり考えたこともない。
しかしながら、義理の父母の誕生日や父の日、母の日に何かを贈らなければいけない雰囲気になり(苦笑)、その時々で考えたものはいくつかある。
たとえば、スカーフであったりバッグであったり、年齢よりも若い対象の服であったり、電気でお湯を沸かすポットであったり。
祝う気持ちをもので示せという感じで、いつもいつも苦慮するところである。実際、受け取ってそれを喜んでいるかどうかはまったくわからないので、どうなんだろうな、やめてしまおうかと思ったりもする。
現金というのは贈られた相手が自分の好きに使えるから有用性が高いのだが、なんか生々しいので極力避けたいし、だからといって具体的なモノというのは単に邪魔になってしまう可能性が高いから非常に難しいのである。
そうなると、金券的なところが無難なのかなと思ったりもする。相手が酒を呑むのであればビール券とか、学生なら図書カードとか、コーヒー好きならスタバのカードとか。以前はあった文具券はもう廃止になってしまったんだよね。
で、もっとも汎用性が高いと思うのがQUOカードだ。コンビニとかで気軽に使えるし、モノを限定せずにわりと自分の好きなものを買える。飲食店でも使えるところはあるし、本だって買える。もらって嫌な思いをする人は少ないだろう。ネットで通販を利用したり、ゲームや音楽をダウンロードする相手なら、Amazonやアップルやグーグルのギフトカードも選択肢だ。
あとは、食べ物関係のグルメカードとかはファミレスなどで好きなものを食べることができるから汎用性もあり、使い勝手は好いかもしれない。
とにかく、現金の生々しさを無くして相手が好きなものを選べるものがベターなのではないかと思うのである。