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【小学校を訪ねて #1】クラブ活動

大岡小学校のクラブ活動は、3年生から6年生が対象。
年度が明けてからブナの木の会の皆さんと児童が計画を立てて始まります。令和4年度の活動初回は釣りでした。5月24日火曜日5,6時間目大岡内を走る福祉バスのハッピー号に乗って彼らが集まった場所は、たらら池。
目的はブラックバスを釣ること!
といってもエサであるミミズを触ったり、釣り針にミミズを付けることに驚いたり、不慣れで、戸惑う子どもたち。
自分でできる子どもたち含め、ブナの木の会の方はじめ地域の方が、見守りながら、時には丁寧に手取り足取り“こうやるんだ”“ほら、できた”と教えてくださるやりとりがありました。

この日は天気も良く、普段は濁ってるはずの池も空の青と新緑の緑で水面が反射され、どこか秘境に迷い込んだかのような景色を彩っていました。
こんな景色に囲まれながら過ごすこと1時間程の活動。温かいから魚も釣れるだろうと誰もが感じていましたが、一匹釣れるまでがとても長ーく感じていた様子。まだかなまだかな~と半信半疑だったり、ちょこちょこ場所を変える子、気づけばエサを食べられた~とエサ付けに来る子、いろんな姿がありました。

はじめに釣り上げたのは5年生。"釣れた!"の声にみんなが反応!一斉に喜びました。
その後も次々に“釣れた”の声が挙がり中には二匹釣った子もいる中で、釣れなかった~と残念がる感想もありましたが、聞いていると、くよくよするのではなくどこか満足してる様子、また次の機会に向かう姿勢が伝わってきましました。

このように、先生と子どもたちだけでなく携わって下さった地域の方とのやり取りがたくさんあり、一緒に喜び合う場面がたくさんありました。
地元の名人さん方と出会い教えて頂けるこのようなやり取りを通して感じたこと、それは、私たち親が子どもに語れない“大岡”に触れられ、親が教えられない“大岡”を楽しいと経験し味わっていると。それはまた、学校で体験した子どもを通して“親”が大岡を学ばせてもらっていることに繋がるのだろうと。
先生-生徒そして地域の方が一緒になって創り上げてくださっていることで、一人ひとり充実感のある良い経験、体験が積まれているように感じました。
次回のクラブもとても楽しみにしている子どもたち。
一年の活動が滞りなくできますように

ありがとうございました
ブナの木の会 会長さん・副会長さん
森林塾さん
ハッピー号さん 

たらら池のほとりで ブラックバスを静かに待つ子ども達
釣れた!!!!
釣れた!!!!!

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