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【雨奇晴好_vol.6】第二回ワイワイ会

毎月1回、学校の先生方と保護者、地域の方も交えて、ワイワイ学校のことや子ども達のこと、これからの学びについて、意見を出し合い、我々はどこに向かっていくのか、何が課題なのか、対話を重ねていこうとなりました。
20年先も続く学校になるには、選ばれる学校と地域になるには、決して一筋縄ではないかもしれませんが、我々が関わる「学校」から考えていきます。
第二回目が先日開催されました。
前回はいらっしゃらなかった保護者達も今回は多数参加されたため、どちらかといえば保護者交流会の位置づけでライトにフワフワと。

何をやろうか・・・。

裏話をすれば、刻々とその日が迫ってくるのに、何をやろうかというのが決まらないまま時間だけが過ぎていく。それでも、焦りはない。
なるようになる。なるようにしかならない。
何も決まらない理由はちゃんとあって、解決しないから何もやることが決まらない。
始める前から振り返りをしているような気分のまま当日を迎える。

まずはご挨拶。顔と名前が一致する関係に。

大岡小学校と大岡中学校の保護者は二つに色分けされている。
「山留保護者」と「地元保護者」
しかしよく見渡せば、その色分けでは収まらない程に多様な保護者達の集まりだと思う。山留、地元、移住、赴任、孫。
言うなれば「山留」と「その他」なのだろう。
この二つがなかなか交わらない。
まずは、せめてお互い名前と顔が一致して、「こんにちは」「お疲れさま」「また今度」と声をかけられる関係性になれば良いなと思う。
全員を一回で覚えることは難しいと思うので、小さくグループに分かれて。

「今、体と心の状態はどのように感じてますか?」

これを素直に自分の言葉で自己紹介も交えながらシェア。
何を話しても良いし、話した内容を聞き手も受け取って欲しい。
話しちゃダメなこととかないよ、という関係をつくっていきたい。

ワイワイと楽し気に話すグループ。
静かに話している人の言葉を聞き入るグループ。
気が付いたらフィードバックしながら話し合っているグループ。
色々でした。

次回からは「こんにちは」は言えるようになるかしら。
今回は一緒にならなかった人達にも「こんにちは」が言えるようになると良いなと願ってます。

一人一人が当事者になって欲しい、という願い。

グループでシェアした後は、少し真面目な時間。
サポーターズの説明を改めて行い、ここまでの実績とこれからのプランについても少し話しました。

サポーターズは代表として前に立つ人が一人ではなく、複数の実行者が生まれるようにしたい。
やりたい人がやりたいことを企画しやっていく。
失敗してもいい、挑戦したことを称え合える関係を創っていきたい。

手を挙げるには勇気がいるかもしれない。
けどそのほんのちょっとの勇気を出して「やります」と言ってほしい。
いつまでも乗っかっているだけでなく、主体的に立つ。
そんな人が一人でも増えれば、お互いを支え合い、お互いを認め合い、お互いを応援できるのではないかと思う。

道のりは長くても、一歩目から。

保護者は保護者でしかない。

コロナも相まって物理的な距離を超えていけることは十分に分かった。
「山留」とか「地元」とかではなく、「保護者」は「保護者」でしかない。
小さい学校なのだから、「小学校保護者」とか「中学校保護者」をも超えて、「保護者」皆で一体となって、子ども達にとってワクワクする学びの場を考え創っていくことを願う。
お互いに顔が見えて、お互いに声を掛け合える。よそよそしくするのではなくお互いに輪の中に飛び込んでいけるような、そんな関係でありたい。

同じ土俵にたつ。そこから創っていく。

第三回は、いよいよワイワイ会の本筋に入っていく予定です。
楽しみとワクワクとドキドキと。

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