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【雨奇晴好_vol.11】課外活動_裂き織体験 パート2
夏休みに入り、平日も自由に活動できる時間を得た子ども達なので、裂き織体験へ行ってきました。
初めての子はじっくり説明を聞きながら始め、2回目の子はそれぞれに出来をイメージしながら織り布選び。
それぞれのペースで各々進めました。
途中、「どんな感じ?」と他の子の様子を見に行って銘々に感想を述べたり、自分もやってみようと改めて自分の織機と向き合ったり、人数が多いからこその楽しみもあったかと思います。
夏休みの自由研究にもなりそうな機織りでした。
完成後は、作品に仕立てるために、どのように織った布を活用するのか、他の参考作品を見ながらじっくり考察。
「こいのぼりにするんだ」「そのまま飾ろうかな」「コースターつくろうかな」「テーブルクロスになりそう」「花瓶の下にひける」「お布団にするんだ」とアイディアは尽きない様子。
たっぷり2時間楽しみました。瞬く間の時間だったように感じています。
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「ておりの会」の皆さんは、昔から使われている機織りを今でも現役で使えるように丁寧にお手入れしながら使われています。
ご家庭の蔵で眠っていた機織りを一台一台集め、蔵の片隅で静かに時を過ごすのではなく、日の光が入り今も現役で動き続けるようにお手入れをして動かしていらっしゃるそうです。
先人達の智慧は素晴らしく、少し調子が悪くても壊れても、直せるように直せる素材で作られているそうです。驚くような技術の結集だと思うような機織りを前に、歴史を感じ、そこはかとない感銘を受けます。脈々と受け継がれているものに日本人としての大事な心が詰まっているように感じます。
犀川沿いはその昔養蚕や麻の産地だったそうです。だからこそ発展した土地ならではの織物文化もあったようです。地名も残っています。そうやって知っていくと歴史と文化と風土がつながってきて面白いものです。昔を垣間見るからこそ今を知ることもできるのではないかと思いました。