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中学生の醤油づくり

今年の大岡中学校では醤油を地域の方々と仕込んでいます。

4月、新学年早々、中学生達はランチルームで醤油の仕込み作業に取り掛かりました。
前年度から、醬油をつくることが話題となっていたために、醬油ができるまでを調べていたり、発酵について学んでいたり、と中学生達の学びは既に始まっていたようです。

仕込み作業について真剣に聞いています

仕込み開始前に、まずは説明。
調べていることと、いざやってみることは、やっぱり違うのでしょうか。
中学生達は真剣に説明を聞いています。
それでも、やってみると、あれ?これあってるんだっけ?とか、秤が小さくて計れない!とか、お塩が700gと1000gの袋がある!とか、お水重い!とか、色んなハプニングもありつつ、一つひとつの作業を書き取りながら進めています。

見て学ぶことも大事。
分からなければ、隣でやっている地域の方々の仕込みの様子を覗きにいきます。地域の方々は中学生達よりほんのちょっと先の行程で進めているので、中学生達が分からない!となった時に、こうすれば良いんだよとやって見せることできました。紙の上では学ぶことができない体験ですね。

樽に詰めていきます

見て、やってみて、疑問に思い、学んでいく。
地域の方々も何年も醤油仕込みをやっていますが、中学生達から純粋になんで?と質問されることに答えきれないこともあり、なんでだろう?とグループ内で会話が飛び交いました。
仕込みの日は久しく遅くまで、中学生達の質問に対しての見解についてグループLINEで遅くまで会話が続いていたようです。

樽の設置

仕込みの最後に、樽を体育館横の渡り廊下に設置。
中学生と地域の方々と4つの樽が並んでいます。
半年をかけて、天地返しを行いながら、大豆の発酵を見守ります。
中学生達は当番制で天地返しの作業を行っています。

今年の中学校は立ち寄ると、醤油の良い香りが漂っています。

中学生達は、定期的に行われる天地返しの作業の際に醬油の会の方々あいさつを交わす機会もあります。
少しづつでも学校に地域の方々がいらっしゃり、交わっていくきっかけにもなったらと思っています。

秋の搾りの日が今から楽しみです。

中学校のHPにも投稿があるので、あわせてそちらもご覧ください。
長野市大岡中学校HP(学校の様子)

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