新「ポーの一族」と人間の愛その4
(注意:現在連載中の「ポーの一族 青のパンドラ」のネタバレがあります)
「flowers」11月号が出たので、早速電子版を購入したのですが、「ポーの一族」は13ページと今回も少なかったです
内容は、人間になった(?)アランへのエドガーの嫉妬が全開でした
エディスの娘や孫って……?
いったいいつからエドガーはそんなことを気にするようになったんでしょう?
エディスとそのきょうだいはエドガーの血縁にあたりますが、エディスの姉シャーロッテの死に傷ついたのは、エドガーでなくてアランです(これはこれでアランらしくないのですが)。エドガーは「あの集会に集まったやつら全員殺してもよかったんだぜ」などと彼女のことをまったく気にとめてません。犯罪を犯したエディスの兄たちに対しても「ぼくの子孫じゃこのていどか」と軽く馬鹿にしてたのに。
今月号のこの無理矢理感あふれるエドガーの発言は、つまりはエドガー自身の血のつながった子が欲しいということなんでしょうけど……
ここでの「本物の人生」という言葉の重みのなさと言ったら……
当然アランは再び吸血鬼に戻らせてほしいと主張するのですが、エドガーたちは聞く耳を持たず、いやいや、そこはアランの気持ちを受け入れるべきではないかと
それにしても、エドガーがアランから「本物の人生」を奪ったのに、アランが人間に戻ったら、嫉妬爆発(?)で、もう一度アランを吸血鬼にすることも拒否して「きみは人間だ 一緒にはいられない!」って、ここまでやることなすこと自己中で理屈が通じない支離滅裂なエドガーを見ていると、そうそう、これがエドガーだよねと思う一方で、それにしてもあまりに幼稚な言動に、こんな風に描いちゃって往年のファンはどう思うのだろう?と考えてしまいます
まあ、でも、一歩ずつ「人間の愛」に近づいている感じはしますね
続きは、2か月後の「flowers」1月号に載るようです
で、最近は大泉スレもほぼ「終わった」状態なので、ネタがないんですよ
とりあえず、ちょっと気になったレスを挙げておきます
真偽のほどはわかりませんが……