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妖怪に会いに行く

※2013年に書いた記事です。

「来年は京都へ月に一度は行こう」と決めた私。新しい年は2月からということで、京都本を中古で買いこんで読んでいます。四日市市からは近鉄特急で3時間以内に着くので、日帰りが可能ということもありますが、自分の好きな街を思う存分楽しむこともそろそろ必要かなと思ったのです。何しろ、あと10年で還暦という年がやってきます。還暦はまた一からスタートする年ですから、それまでにやりたいことをやっておかないといけません。人生に後悔はしたくありませんからね。

しかし、なぜ京都なのかといえば、闇や魔界に惹かれているのです。四神相応の土地であり、鬼門を封じる神社仏閣があり、妖怪や怨霊がうごめく街です。今回は特に北西の方角を守護する大将軍八神社を訪ねたいと思っています。古来より北西は「天門」と呼ばれ、「鬼門」と同様に大変重要視された方角でした。怨霊や魑魅魍魎、災いの類は「天門」から入ってくると信じられていました。また、大将軍八神社は菅原道真公をお祭りしている北野天満宮のすぐ近くにあるのですよ。梅の花も見ごろだと思います。

調べてみると、大将軍八神社の近くにある商店街は「妖怪ストリート」になっているそうです。漫画「陰陽師」で百鬼夜行が出てきましたが、妖怪たちがわらわらと集まり蠢いている様は、不気味ですね。しかし、それを売りにしている商店街があるというのは面白いと思います。大将軍商店街のホームページを見ると、お店の前には妖怪がいるようです。妖怪グッズもいろいろあるようで、コロッケ屋さんには「妖怪コロッケ」の写真がありましたよ。竹墨を使用した漆黒の衣に、お抹茶の深緑の具材だそうです。

魔除けの色は赤です。京都へ行くときは赤いものを見に着けた方がよさそうですね。

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