大井川上流へ移住し起業した人/大井川めんぱ大井屋店主前田佳則

2016年静岡県榛原郡川根本町千頭にて大井川めんぱ大井屋を営んでおります。井川めんぱを作る日々から伝統的な漆塗り曲げわっぱ大井川めんぱを新たにブランディングして民藝の再構築を目指しております。中山間地への移住と起業を両立させるには何が必要か?移住者目線でお届けしております

大井川上流へ移住し起業した人/大井川めんぱ大井屋店主前田佳則

2016年静岡県榛原郡川根本町千頭にて大井川めんぱ大井屋を営んでおります。井川めんぱを作る日々から伝統的な漆塗り曲げわっぱ大井川めんぱを新たにブランディングして民藝の再構築を目指しております。中山間地への移住と起業を両立させるには何が必要か?移住者目線でお届けしております

マガジン

  • 静岡県川根本町に移住するメリットについて

    山間地移住が今後大きな転換点を迎えそうな2022年です。どんな地方自治体でも良いというわけではないと思います。移住した山間地で生きるにはその地方自体が生き延びることができることが大前提になるでしょう。それを踏まえて川根や静岡県の山あい移住がどれだけ理にかなっているかをお伝えしたいと思っております。

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大井川めんぱ大井屋店主の前田より皆様へ

こんにちわ。静岡県榛原郡川根本町千頭駅前にて大井川めんぱ大井屋を営んでいる店主の前田です。 今日からblogだけでは伝えきれないめんぱの諸々について少しづつでも世の中と共有したいことがございますので皆様にこの場をお借りしてご案内奉りたいと思いnoteを始めることにしました。 大井屋としてblogとnoteで何を揃えて伝えたいかをお伝えしておきます 大井屋公式ブログは店舗運営の情報や商品在庫、お知らせを中心にしたご案内とさせていただきます 大井屋noteは大井屋店主の前田

    • めんぱ屋を開業する前後にどんな準備をしたか?のお話

      こんにちわ。大井川めんぱ大井屋店主の前田です。今日は久しぶりに仕事のギアを落としてのんびりと作業とか営業しておりましたのでちょっとノートでもしっかり書いて帳尻合わせときたいなと思った前田は筆ならぬキーボードを取りましたので過去のお話を少し 時々前田のところに工芸を目指している人からの相談とかというのも来ることがあります。そういうのがだんだん増えてきたので手取り足取りお伝えしていくのも忙しくて難しくなりそうな昨今。そこでノートに民藝や工芸で生き抜いてやろうと思っている人は前田

      • 早く在庫が復活して欲しいなあ。今は何一つ残っていないです。毎日必死でメンパ作りよんですよ!

        • 大井屋が漆塗りにおける有機溶剤と手を切ったきっかけの話

          こんにちわ。静岡の山奥で民芸屋やっております大井川めんぱ大井屋の前田です。どもども 最近大井屋は井川メンパの塗り直し修理の作業をやっております。年々依頼が増えてついに今回は150組をいっぺんに修理することになり、もういくらやっても終わらない量となっております。半分ボランティアの仕事なのでこればっかりやってるとちょっとやばいんですが、まあご先祖のおかげで今の商売やらせてもらえてるわけですから真摯に向き合うわけですねえ。 実は大井屋今までの井川メンパから飛び出していろんなサイ

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          2022年大井川めんぱ大井屋の事業計画

          さて新年。あけましておめでとうございます。1月5日ともなれば皆様仕事始めでございましょう。大井屋は3日から仕事やってました。なので5日、6日はいつものように連休となっております。職人は仕事のリズム大事。いつものテンポに早く心も身体も戻していかないとね。 新年ということで今年の大井川めんぱはどんな事を心に込めて仕事していこうかしらね?っていうのを少し宣言しておこうと思うのです。 昨年を振り返って 2021年もコロナ感染症は癒えず。世の中が大きく混乱したままの生活ではありま

          伝統工芸だってむしろ闘う事が大事だよ

          こんにちわ。大井川めんぱ大井屋店主の前田です。 さてちょっと物騒なタイトルをつけてみました。前田的我が闘争についてのお話を少し 自分が井川メンパというものをやるようになって、大井川めんぱへと変遷させていくその心理的背景を語る前にはどうしてもお話ししておくべき事というのがあります。それはやはり伝統とかというものと対峙した時に起きる先人のエゴとどう向き合うか?という観点なのです。 実は伝統工芸というものは世の中にまだまだそれなりに生き残ってはいるのですが、ちょうどこの令和の

          静岡県中山間地へ移住し起業した事の話

          こんにちわ。大井川めんぱ大井屋店主の前田です。 ノートで実験的にどんな路線の話をすることがみんなにとって有益なのかな?とか色々考えた挙句、自分の情報発信で何を興すべきなのか?というところまで降りてみて見えてきたので今日はちょっとそんなこと書いてみよと思います。 田舎に移住したけど聞きたいことある?とか若いのに山奥住んでみてるけど色々気をつけた方がいいよ!みたいな系のブログやらノートはすでにたくさんあるなあと気づきましてね。前田がノートで書くならそこから少し足を伸ばした視点の

          漆を掻くというのは漆木の命を貰うに等しいことです。ひと塗りでも無駄にせずに使うことが一番大事なのでは?と思うものです。綺麗も大事だけどもっと本質的にはその恩寵を感じて人生で実践させてもらうことへの感謝返しで漆を増やすこと。それが自然との対等な付き合いを産むだとうと思う大井屋です。

          漆を掻くというのは漆木の命を貰うに等しいことです。ひと塗りでも無駄にせずに使うことが一番大事なのでは?と思うものです。綺麗も大事だけどもっと本質的にはその恩寵を感じて人生で実践させてもらうことへの感謝返しで漆を増やすこと。それが自然との対等な付き合いを産むだとうと思う大井屋です。

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          井川メンパの作り方

          井川本村にて井川メンパを作り続けた海野さんのめんぱ造りを特集した物です。どんな工程でどんな方法論でメンパが作られているかわかりやすいのでメンパに深く興味を持たれた方はぜひご覧ください

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          漆掻きを高橋康夫さんから教わった時の話

          大井屋前田の社会的取り組みとして井川めんぱの再構築だけでなく、漆の植栽と精製漆の生産を目指しております。その時受けた取材の一コマです。駿河と遠州の大地にも漆は復活させたいものですねえ

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          大井川めんぱ大井屋の前田佳則 from大井川で逢いましょう

          創業したての頃に受けた取材です。井川メンパから現在は大井川めんぱと名称変更しました。挨拶向けの動画となります。よろしくどうぞ

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          頼まれればククサにだって漆を塗ります。混ぜ物無しの漆は高温にも平気で耐えるのです。ククサで珈琲絶対美味しいですよね。漆塗っとけばカビルことも絶対ない。来年絶対大井屋オリジナル漆塗りククサ作るぞっと

          頼まれればククサにだって漆を塗ります。混ぜ物無しの漆は高温にも平気で耐えるのです。ククサで珈琲絶対美味しいですよね。漆塗っとけばカビルことも絶対ない。来年絶対大井屋オリジナル漆塗りククサ作るぞっと

          伝統工芸とか民藝の継承問題は単純に解決できると思うよの話

          静岡の漆塗った曲げわっぱの大井川めんぱ大井屋でございます。こんにちわ。 noteを始めたもののなかなか本気で書く時間が無くさてどうしたものかと悩みながら思いついたのが、ああ、昔からブログで時々思い立ったように言っていた本気の話をまとめて書いてみるって言うのが良いと気づいた前田です。改めましてやんばいです。 ヤンバイとはこの大井川上流部の方言でこんにちわみたいな意味です。良い塩梅が語源なのでは?と思っていますが詳しくはその辺にいる言語学者にでも聞いてみてください。 今日は

          伝統工芸とか民藝の継承問題は単純に解決できると思うよの話

          漆塗った枡。めんぱより売れてる気がする。日本酒とか泡盛のような米由来のお酒には漆の酵素反応が起きると思っております。ウィスキーなんかの蒸留酒よりもやはり醸造酒が旨くなる気がする。ワインはどやろ?最近ワイン飲まないからなあ。誰か試してみてください

          漆塗った枡。めんぱより売れてる気がする。日本酒とか泡盛のような米由来のお酒には漆の酵素反応が起きると思っております。ウィスキーなんかの蒸留酒よりもやはり醸造酒が旨くなる気がする。ワインはどやろ?最近ワイン飲まないからなあ。誰か試してみてください