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一日一絵:神社仏閣を描くのは、あまりにもむつかしい。我が心に神社仏閣をうやまう気持ちが少ないからか・・・


岩殿観音


秩父の国に岩殿観音正法寺という古刹がある。 
今から約1300年前の718年に開山したという。
頼朝の妻、北条政子の守り本尊とも言われている。

 神社仏閣を描くことは、絵としては面白いかもしれないが、我が腕ではとてもかなわない。
荘厳なる建物に向かえども、絵筆は遅々として運ばない。

 ふと陽だまりを見ると、緑に色づきはじめた雑草の中で、ピンク色の小さな点描を見つけた。
近づいてみると、ホトケノザだ。
手に触れてつくづく眺めてみると、仏の座とはよく言ったものだと感心する。
たしかに小さな葉は、仏が座る蓮華の形をしている。
でも、この花はたしか有毒と聞いている。
春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、春の七草)のホトケノザは、コオニタビラコのことだそうだ。
春はすぐそこに来ている。

IMG_3012ホトケノザ

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