一日一絵 京都嵯峨野のあだし野付近

画像1 喧騒とした嵯峨野の人波をかき分けて北へ上る。あだし野念仏寺近くになると、途端に人は少なくなる。大きな邸宅もあり、静かな街並みが続く。昔歩いた面影とは少し違うような気もする。このまま直進して清瀬川に沿って歩くと神護寺に出る。若い頃何度も歩いたハイキングコースだ。今日の絵は、一昨年立ち寄ったあだし野付近を描いた。一日一絵は、ちょっとしんどい。まだ、10日ばかりなのに、もう音をあげている。固く考えないで、過去の絵も利用しようかな・・・
画像2 ゆるやかな石畳を登ると、そこにあだし野念仏寺がある。建物は大きくないが、その庭に広がる石仏の群に圧倒される。1200年前、弘法大師がこの地区一帯に野ざらしになっていた遺骸を埋葬して供養したのがはじまりとのこと。