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threeplussix
作詩です。
元に戻ると
過去は過去で終わり
過去の自分を追っても
逃げてしまうから
暗闇から声が聞こえる
小さな声で聞き取れない
確かに聞こえた声
それは自分の心の声かも?
お前は何をしたいのかな?
自分は手が掛かるから
自分は我慢するしかない
それが普通の考え方
それが普通の常識
僕は障碍があっても違うんだ。
心も障碍者になるなと
言われているから
僕は障害がある
僕は健全だった
だから障碍者と違うんだ
いつか元の自分に戻りたい
いつか元の自分に戻りたい
今の自分を捨ててね
車椅子に乗ってない自分
女に持てている自分。
障害があるから
やりたいことが出来ない
障害があるから
女に持てない
だから元に戻りたい。
そんな事を思いながら
年を過ごしている
いつまでも10代じゃない
あの頃の仲間は自分の
やりたい事をしている。
今の自分は自分のしたい事が
分からないんだ
ただ一人で過去の自分を
思い出している。
だから元に戻りたい。
過去は過去なのに
今を見ないで
誰かに暗示を掛けられている
いつか絶対、元に戻ると。