元気ではありませんが、

   
  陽 気 

大昔のこと。
病に伏せていた人が、春になり、陽気が
よくなって、起き上がることがあったそうです。

  減 気
症状がよくなり、やまいが減って、軽くなった
のを、当時は減気になったといったとか。

元気の前の字は、減気とのこと。

どこかの書物で証明されたのでしょうかねぇ
さだかではありません。


さて、明るく陽気に行くのが元気ですが、
寝ている人に、「大丈夫?」というのは
不評だそうで、代わりに
減気だね、と励ますのはどうでしょう。

  元 気  

また、別の一説ですが、
元気、元旦などは、元の時代
からのことだとすれば、考えがふくらみます。

ユーラシア大陸を制覇したモンゴル人の
ような活発な動きを元気といったのか。

モンゴル人は、日本人の先祖、元祖です。
われわれが元気なのは、血のせいにちがいあり
ません。

  喜 気

なお、いくつもの感情に左右される我々
ですが、喜怒哀楽、喜色満面の先頭の喜ぶと
いう字は、何と読みますか?

感情でも、一番大事なのは、キ!だと
いうことになりました。
いかがですか。

   ぴろ気

明るく♪  陽気に♪ いきましょう♪の
ウクレレさんを思い出すと、たのしく
なりますねぇ



ー余談ー
なお、漢字がないころは、気も木も、
同じキですから、
身近にある大事なものをさしていたのかも
しれません。基本の基もキですね。

そういうば、さるは、キ、キ、キ、で
キしか、発声してませんょ。キによって
どれだけの会話をしているのでしょうか。

漢字が入ってきたことにより、
ことばがより細かく分離されましたが、
人のルーツは、猿と同類とすると、ことばをさかの
ぼった前駆形が、キであった可能性がありますね。
いかがですか?