産経新聞に対する名誉毀損裁判、勝訴のお知らせ
2021年から続いてきました当方が産経新聞を名誉毀損で提訴した裁判は、高裁への上告が双方で棄却となり、2022年末の東京地裁判決で下った判決どおり、当方の勝訴が確定しました。
下記、東京地裁判決の詳細です。
正直に言って、100万部を発行するとされる産経新聞社から一個人への名誉毀損が22万円の損害賠償額で済まされてしまうことに憤りはあります。
勝訴という喜ばしい事実の反面、現行の法制度の脆弱さを噛み締める結果となりました。
今後はこの経験を活かし、今も名誉毀損で苦しむ多くの人々への情報共有、支援をしていこうと考えています。
収支報告
画像の通り産経新聞社からの損害賠償費用をそのまま弁護士報酬、裁判費用とさせていただきました。
集まった支援金の残額、21,366円に関しては、当初の予定通り、別途提起する名誉毀損裁判の準備費用とさせていただきます。
最後に
事件から6年、長きにわたる法廷闘争がようやく集結しました。
多くの応援やご支援をありがとうございました。
孤独な闘いに光の差す想いでした。
依頼を受けていただいた神原弁護士、さらには報道に関わった関係者の皆様にもあらためて心よりお礼を申し上げます。
今後ともジャーナリストとして大きな責任を背負いながら、公共や個人ために力を尽くしていくつもりです。
これからも沖縄に対する理不尽と向き合い、可視化を続けていきます。
誠に有難うございました。
猪股東吾/大袈裟太郎