【雑談】「社会運動」にほとほと嫌気がさしているのだが・・・・・
OoAを設立して九年がたった、ここ最近はいわゆる「開店休業状態」で多少のカウンターに出る以外は特に何もしていない
とりあえず主宰である私の興味範囲が変わってきたということと勤続的な疲労がここ数年酷くなってきているので極力動きを減らしているからである、こうした中でオタク界隈の動きというものは年々悪化の一途をたどっているように感じている、
2018年末の冬コミで「差別ビラ事件」が発生した、この事件はとあるサークルで特定の外国人の購買等を禁ずる旨があったと告発があったのだが事実関係が証言のみであったことをいいことに「オタク界隈にヘイトは存在しない」とするオタク層からの激しいバッシングが発生した、
OoAとしては大変由々しき問題であったわけだが発生直後はOoAそのものがコミケの参加申し込みすらしておらず、大した行動もとれなかったのだがこの問題は「元々無かったことにしたい」オタク層たちが集団でつぶしにかかってきたと記憶している、
こうした事態にOoAがなんら対応ができなかったことに対する反省もあったがそれから2019年度になり 「ヨ」と名乗るオタクたちが目立つようになってきた。この集団は「広く表現規制問題をやるオタクの連合」と名乗り団体も立ち上げた様子でしばらく様子を見ることにしたが彼らは一向に動く気配が見受けられなかったのだ
こうした中でいささかの失望感を感じつつも「OoAとして協力ができるようなら共にやっていったらいいのでは」と思いとりあえずヘイトの現場へ来るように何度か促してみた、また活動の場としてコミケを選ぶかもと期待はしていた、連合のメンバーは30名くらいに増えているから何らかの表立った行動を期待した
しかしこうした期待は現在でも半分は裏切られた形になっている、なぜなら彼ら「ヨ」と名乗るオタクたちの主戦場はネット空間だけしか見当たらないOoAはネットではなくリアルの現場が主戦場なのでこの時点で溝が深くなるばかりであった。
しかも彼らは「表現規制に反対するオタク」という前提を破っているようにも感じられこの点もOoAとは相いれないのではと疑心を募らせた、
OoAはそもそも「表現規制と排外差別に反対するオタクの会」という組織が母体となり、OoAという形になったころは「排外差別」つまりはヘイトに対抗するだけというワンイシューとなったが「表現規制に反対」という意思は少なからず「ヘイトスピーチ」という例外を除き終始変わらぬ意思を持っている
しかし、「ヨ」と名乗るオタクたちにはどうもこうした前提がなく「健全なオタクを目指すためダメな表現はパージしよう」となっているらしいのだ これでは「何のためにオタクなのか」という疑問も付きまとう
我々は「反ヘイト」に取り組んでいるからと言って「健全なオタク」を自称している訳ではなく、オタク文化というものが他の人から眉を顰められる嗜好性をはらんでいることも理解している、自分らとしては「区分けを守りつつ趣味嗜好としての文化は調整しながらも永続していく」という意思である
そのようなスタンスであるから当然「ヨ」と名乗るオタク側からは「OoAという反ヘイトのオタク団体は女性蔑視団体かもしれない」なる疑いもかけられているがOoAは女性蔑視やセクハラと言った反人権行為全般に対してもカウンターを辞さない団体であるから全くの誤解である
OoAはこのような状況下も鏡見て再び「再起動」を余儀なくされた ヘイト行動に対して直接行動がとれるオタクの団体はもう「OoA」しかないからだ
しかしOoAはもう既に限界を超えている 主宰である私は心身ともに悲鳴を上げている状態でヘイターたちに向かっている もうそろそろ引退がしたいと正直考えている
リベラルなオタクは増えているというがOoA的なことをしようとするオタクは本当にわずかしかいない、九年間活動してきたが本当にわずかしか増えてはいない、声を出すオタクは確かに増えたかもしれないが行動できるオタクが全く足りていない、その間「オタクとヘイトとの癒着」は一層ひどくなっていくばかりでなんら対策もとれずにいる
わたしはOoAを通し、広くリアルでも活動するオタクが増えることを願いたい、我々はただひたすらにやらなければならぬことをやってきた、肩代わりが欲しいと切に願っている
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