志村けんさん
昨日の仕事中に悲痛なニュースが飛び込んできました。
「志村けんさん死去」
数日前から新型肺炎を患って入院していたというニュースは見ていましたが、まさか…。
志村けんさんが僕の中でどんな存在だったかというと「好き」な部類に入っているタレントさんのうちの一人でした。僕は“好きか嫌いか”ではなく“好きかそうでないか”で様々なことを位置付けていますが、その中の好きに入る方でした。
なんてったって昔から見てますからね。小学生の頃からの記憶がずっとあって、テレビから姿を消すようなことがない人でしたから、それなりに、いやそうとうな空虚感を味わってしまっている状況です。
みんなそうだと思います。「ファンです」とまではいかなけど好きですねっていう人は相当多いんじゃないかなって。一緒に働いているパートさん(僕より年上)の方なんかはみんなそう思っている人たちです。僕より若い世代の人たちにだって人気の動物番組の出演で名を知らない人はいないと思っています。いわゆるお茶の間の人気者な訳です。
僕にとっての志村さんはとにかく空気のようであったということ。テレビを見ていても全然気にならない時期もありましたが、見ているとやっぱり楽しいという感じはずっと抱き続けていました。僕の日々の投稿の中で『20200316号』の中で『小さな楽しいを』という言葉を記しましたが、その中の“ハンジャラゲ”という意味不明な言葉は志村さんの歌う歌の歌詞です。何かしら意味があるのかもしれない一言ですが僕の中では未だに意味不明な言葉。小学生の時に聴いていた歌がこの歳になっても頭のなかをよぎるんです。大学生の頃には深夜の枠でダチョウさんと運送会社のコントをやっていたのがまだまだ記憶に新しいです。そんな記憶に残るようなことができる人ってなかなかいないと思います。
そんないつもいた人が今後はオンタイムのテレビでは見られなくなります。今まで何気なくでも存在し続けた人がこの世からいなくなるってことはやっぱり寂しいことですね。今まで通りじゃない事に慣れるまではそう感じていくんでしょうね。
そんな志村さんの印象を語るとすればやっぱり笑顔が絶えない人だったってこと。それに尽きると思うんです。コントの中でネタとして怒っている姿以外はどんな場面でも笑顔でした。いつだったか相当前のバラエティ番組かなんかで志村さんのスゴイところを別のタレントさんが語るみたいな場面があって、そこで聞いた話ですが、街を歩いていて子供に笑ってバカにされることがあったんだそうです。テレビに出ているネタ的にそういうことも多々あったんでしょうが、志村さんは笑顔で対応していたんだそうです。「あんなこと言われてなんで笑っていられるんですか?」とそのタレントさんが聞いたそうです。その答えは「だって、人が笑っている顔っていいじゃない」です。自分が目立てばいいという芸風でなく、誰かを笑顔にしていきたい、誰かの笑顔が見たいというエンターテインメント精神の持ち主なんですね。だから僕の中の印象もずっと笑顔の志村さんです。
改めて人の笑顔っていうのはチカラがあるものだと感じました。
これから必要なのは『笑顔』です。
笑顔があれば元気になれます。
まずは与える、そしたら与えられる。
誰かに微笑んでもらいたい時は、まず自分が微笑んでみたいと思います。
そして笑顔でいることを忘れないこと。
『みんなそろってランラランラランラン♪』
志村さんのおかげで寂しさを感じてしまいましたけど、志村さんの残してくれた思い出でまた笑顔になれそうです。
志村さん、僕の思い出にいる人。
これからもよろしくお願いします。
日々の『スキ』、そしてこの『サポート』とても励みになっています。今後も応援よろしくお願いします。shinya。