大田区 明神湯
2021.12.11.
今日は自転車で同区「稲荷湯」からハシゴ銭湯に。
自転車での移動17㎞はかなり辛いのだけれど、「稲荷湯」からはお隣の銭湯なので、さっと漕ぎ漕ぎ。
こちらは立派な煙突だねえ。おそらく今までに見た中で、一番の唐突感と高さのように思う。
唐破風の下、兎の毛通しの飾りは拡大してもややわかりにくいのだけれど、夫婦鶴と松が描かれているのだとか。やっぱり外観を堪能するには、明るいうちの訪問がベターでした・・。
定休日も、他の銭湯に比べると少ないのね。
こちらはロケ地の聖地としても有名だそうで、お風呂といえばの映画、「テルマエロマエ」、今シーズンも放送の「ドクターX~外科医・大門未知子~」、2016年の「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(コインランドリーのみ)、「ウロボロス」、「おかえりモネ」「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」「義母と娘のブルース 2020年 謹賀新年スペシャル」などにも登場しているのだとか。定休日のみの撮影となると、ADさん泣かせだかもだねえ。
ロケ地として使われるのは、昔ながらの宮造りの外観、きれいなペンキ絵、旧式のマッサージ器など、いわゆる銭湯然としているからだろう。また、高い折上げ格天井の脱衣場もあるし、といっても天井はなかなか映されないでしょうが、男湯サイドには玉砂利を敷いた庭もあるのだそう。
さあ、では、入って確認してみましょう。
ラッキーなことに、今日はパンダ湯!久しぶりの再会です。
番台の女将さんに、例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取を。
現在二代目で、初代は石川県ご出身。姉妹店は・・ごめん、失念。
手前にシャワー一基とカランが並び、正面には立派なペンキ絵。サイトを見て、男性サイドだけを確認すると田中みずきさんかなと思いつつ、丸山清人さんらしきペンキ絵に感じるのだけれど、違うかな?ともかく、女性サイドは潮岬の作品で、男性サイドに立派な富士山が見える作品。制作日が書かれていないのだが、これはかなり新しい作品ではないか。全く痛みもなく、色彩も鮮やか。撮影などでも頻出するので、年一回とはいわずとも、高い頻度で描き直されているのかもしれない。
左からジェットバス二席、泡風呂という名のバイブラ湯、白湯、薬湯のレイアウトだ。
薬湯はパンダ湯。黄緑色で、笹の香りといってもよくわからないけれど、きれいな色だ。湯に浸かりながら天井を見上げると、ペンキ絵同様、とにかく青く、白いきれいなペンキ色。手入れがしっかりしているんだねえ。
帰り際に入っていらしたお母さんと園児らしき娘っ子二人。みんながタオルで前を隠していて、ほのぼのする。小さいころの銭湯経験が、大きくなってからの銭湯通いに繋がるんだろうなあ。
帰りも自転車で。
南雪谷から環七に出て、とにかく北上、17kmを小一時間、ウーバーイーツの自転車を五台ほど抜くという漕ぎっぷりで帰路へ。
夕飯は参鶏湯♡
キムチにナムル、豚ピーマン炒めなどで美味しくいただきました。
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