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墨田区 良の湯

20222.12.

土日はお休みの家人。
今日は銀座に繰り出すというので、新宿まで一緒に向かい、私は築地からランニングスタート。
そうです、銭湯お遍路なんです。
「もうすぐ終わるんだよね、ね」と確認される。「お、おう」と答えるけれど、終わってしまっていいのだろうか。

「もんぜき通り」という名前なのだとはじめて知ったのだけれど、築地市場周辺もガラガラではなく、お昼時は結構な人出。美味しそうな匂いでパワーをもらって、さあ出発です。

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200m後に通り過ぎる築地本願寺。
ここは立派だねえ。

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新大橋通を北上していると、新入社員の頃によく通った企業に遭遇。
あのご担当者、とてもお世話になったなあ、お元気だといいな、なんて思いながらラン再開。

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水天宮もチラリと見えた。
この辺りも走りやすい道で気持ちがいい。

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行列のできていたうどん屋さんを見っけ。
ランニングしていると、足で稼ぐという文字通り、たくさん情報がもらえるのが楽しいね。といいつつ、なかなか入店はできないのだけれど・・。

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こちらのビルの一階の白大理石のモニュメントは、彫刻家・安田侃氏の作品で、東京国際フォーラム、東京ミッドタウン、三菱商事本社ビルにも設置されていて、おお!と再会がうれしい。

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いよいよ折り返し、隅田川を渡るよ。

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しばしたったか走ると、間もなく両国。
両国といえば、国技館。国技館といえば、私にとってはお相撲ではなく、さだまさしさんの年越しコンサート。いつか行ってみたいなあと思いながら、走り去る。

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そして東東京といえば、銭湯お遍路でも遠目にも目に入ることの多いスカイツリー!
どかーんと眺められるのは、お膝元だからこそ。

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ふと左側を眺めると、おお、これもならではのモニュメント。
浅草も近いのよね。

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塩パン屋パン・メゾン
ここの塩パンは世界一好き!といえるくらい美味しい。
買い込みたいところなのだけれど、今日は別のパン屋さんに行く予定なので、また来よう。

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押上駅周辺では、いろいろな角度でタワーをパシャリ。
しかし、立派だねえ。

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そのお膝元では、メダカ専門店も。
タワーもいいけれど、メダカも好き。結構混んでいて、人気のお店の模様。

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ほぼ真下から見上げてみる。
近くに住んでいる人は、首が痛いだろうねえ。
しかし、すごい構造だね。

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少し離れてみると、鉄の構造っぽい色合いで、隣のビルと合わせて盾と剣のようにも見えるね。

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大通りから、キラキラ商店街に突入。
ネパールっぽいお店だけれど、何のお店なのだろう?

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この通りはお惣菜などのお店も人気の様子。
小さいながら、かわいらしい商店街だなあ。

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今日の目的、「ハト屋」に到着!
コッペパンの専門店で、サンドなどもあるのだとか。

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朝ごはん用に、素のコッペパンと家人に餡バターコッペ、そして食べ歩き用のメロンコッペを購入。エコバッグもかわいいね。

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コッペをもぐもぐ。
皮がバリっとしていて、中はふっくら。
焼き立てだとさらに美味しいのだろうなあと思いながら、銭湯に向かってラン再開。

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「ハト屋」に行ったことを勘付かれたからか、ハトが寄ってくる。
ご、ごめんよ、縄張りを荒らしてしもて・・。

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銭湯に向かうまでの道、ここにも気になるお惣菜屋さんが。
きっとここ、美味しいはず!今度改めて寄ってみたいな。

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マンションが立ち並ぶ「曳舟」駅は東側と西側ではだいぶ雰囲気が異なる。「良の湯」がある駅の西側には、路地に商店が連なり一気に下町らしい景色になった。
15:15の開店時間少し前に到着し、ぶらりとあたりを見回す。煙突もかっこいいね。

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開店早々の景色も、銭湯らしくていいねえ。

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お客さんが入ってから、暖簾を出す女将さん。
こちらは井戸水を沸かしており、11月から4月までは日替わり薬湯を実施しているとのことで、WEB1010の紹介記事もどうぞ。
私も最後にお邪魔しまあす。

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番台のご主人に例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、お客さんが落ち着いたところで事情聴取。
現在二代目で、初代は新潟県のご出身。こちらの屋号は、以前の貸主にちなむそうだ。また、姉妹店は昔はあったようだが、現在は無しとのこと。このエリアには、かつては30軒ほど銭湯があったそうだが、18軒にまで減ってしまったのだそう。

記事によると、ご主人の伊藤宏さんは、自動車の整備士から転身し、銭湯を経営するようになって40年以上経つのだそう。現在は奥様と息子さんの三人体制なのだとか。
また、建物は昭和27(1952)年に建てられ、平成元(1989)年に中普請を行って現在に至り、玄関のシャッターには故・早川利光絵師の富士山の作品も。※お客さんが並んでいて撮影できなかったので、下記はサイトより。

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脱衣場の天井も格天井で、鳳凰二羽が対になった紋様もあったようだ。見上げずごめん・・。
浴場正面には、モザイクタイルで大海原に佇む大きなヨットがゆらゆら。ちなみに男湯サイドは、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジだそうだ。※下記の写真もサイトより。

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手前にカランが並び、湯船は左から、電気風呂、バイブラ湯、座風呂二席のレイアウト。
電気は入り口と奥に電極板があるのでご注意を。120cm幅のきっかりセンターではびくともしないが、早々に退散。
日替わり湯はラベンダー&カミツレで、紫紺湯のような紫色のお湯でいい香り。

ランニングの汗を流して、ゆったり・・としていると、常連のみなさんは身体を洗って、お風呂道具を脱衣所に置いてくるのかな、と思いきやそのまま上がる方ばかり。20分ほどでさっと上がっていくかっこよさ。下町っぽいねえ。

私もならって、30分ほどでさっと。
長靴用の靴箱は、ちょっと小さいけどかわいかったので、パシャリ。
ではハシゴ銭湯にゴーウ!

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お遍路番号 墨田 17
住所 〒131-0032
墨田区東向島2−15−6
電話番号 03-3611-0811
ホームページ
アクセス 東武伊勢崎線「曳舟」駅 徒歩1分
休日 水曜
営業時間 15:15−23:30

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