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読書記録「僕の狂ったフェミ彼女」
読み終えたばかりのこちら。
韓国文学で、先週まで読んでいた、ゆったりと濃厚な時間が流れる書店の話とは打って変わって、激しい雷とゲリラ豪雨のような物語。
メインキャラクターはフェミニストになった元カノと、普通に生きてきた元カレの2人。
別れて4年後、偶然再開すると彼女は姿も中身も変わっていて、何が彼女を変えたのか、なぜ彼は変わらずに生きているのか。
強いことばが随所にあらわれ、変わる環境と変わらないしきたりの狭間で涙する元カノのことばが刺さる。
2022年の情報だけれど、韓国ではドラマ化・映画化決定したそうで、誰が出演するのだろう。
本国では「『猟奇的な彼女』のフェミニストバージョン」といわれ、台湾版刊行時には「キム・ジヨンが結婚前にこの小説を読んでいたら人生が変わっていたかも」とキャッチコピーがつけられた、今をいきる、あなたのための物語。