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名古屋市昭和区 八幡湯

2022.1.19.

久しぶりの出張で、予めサ友に上陸を宣言していたのだ。
名古屋は、母の実家が豊橋であり知った気になっていたのだけれど、私の名古屋のイメージ、あんかけスパやうなぎパイ、ちくわ、じゃんだらりんの方言は、全くといって外れていたのはご愛嬌。
お風呂上りに、名古屋のトップサウナーのテレクちゃん、サウナースとの二カ月ぶりの対面のため、おすすめしてもらったホテルにチェックイン後、再会前にひとっぷろ。髪は自ずと知れた落武者スタイルで、ホテルから小走り一分のタイ料理屋さん「サイアムガーデン」に。待ち合わせ時には「こんばんワイン」といったのに、返してくれなかったのもご愛嬌。

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川沿いで、彼らとはじめましてで逢った京都・高瀬川の雰囲気に似ていないこともないかもしれない。いや、違うな・・。

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素敵なお店を予約してくれて、本当は私が辛うじて身に付かなかったタイ語でオーダーを心していたのだけれど、それっぽいテレクちゃんのオーダーで全部通じていたのは愛嬌では片付けられない。あの人、語学やっちまってるよ!
もぐもぐしながら、この後どこの銭湯行く?トークや、久しぶりに口をついた砂鉄だか砂金だかトーク(女子高は、幼稚園から、小学校から・・入学時期により純金、砂金などと呼称が変わるとか変わらないとか)、私の目下の悩み相談、家人のサイズ感などをおしゃべり。
「なんで一悶着が好きなの」と質問されて、考えながら「結局は人とのコミュニケーションが好きだから、昔からプロおばちゃんとして出来上がっているから」なんてことを紡ぎだす。合っているのだろうか・・。
それから、どこの銭湯行く?ってのは、こちらも試されるし、あちらも試される。下手なことはいえないけれど、本音で「一悶着起きそうなとこ」をオーダー。残念ながら、希望の銭湯の閉店時間が近かったため、私が好きそうなところ、ということで連行される。八幡と付くなら、安全でしょう。とはいえ、どちらかの性別のお湯は、物騒なバスターズも現れるとのことで、興味深く入店。

入り口に並べられた陶器、脱衣所のリサイクル洋品、妙な健康器具、ロッカーキーが真鍮でかわいいなどツッコミどころ満載なのだが、左手にカラン、右奥から極めて弱気なショルダーバス、座風呂は噴射なしで何故か用途不明の縄付き、木のお風呂、きっかりセンターでは微動だにしない電気風呂と、湯種は豊富。
「奥行くよ」とナースのお導きで左奥に向かうと、別世界というか、妙な半身浴にも見える寝風呂三席ほど、不思議なシャワーカーテン、水風呂、ドライサウナのレイアウト。

木のお風呂でゆったりサウナースがお湯に浸かっているので、静かにおしゃべりしながらあたりをきょろきょろ。洛中洛外図屏風があり、見入ってしまう。

サ室では「バスターズ見参」のつもりだったので「どいつだ、こいつか?」とナースに耳打ちしつつ「違うよ、やめてよ」と諭され、静かに静観。お尻に敷く用のまな板を一人一枚選び、傾いたテレビ鑑賞。まな板のおかげかお尻から温まる気がする。

開かない、と思い込んでいたカーテンをぶわさと開けると、頭上には金だらい、外にはボタン。試される東京人。ぷす、とボタンを押すとびっくりシャワーじゃないの!試用後、はじめてこちらにいらしたという一見さんをカーテンの奥に詰め込んで、ボタンを押すと、ギャー!と騒動。その方がもう一度ボタンを押すと、水圧がさらに爆発したのを見てギクリ。つ、強すぎる。
こちらはお湯が廃材で沸かされているそうで、ナースとのサウナのおかげで、心も身体も温まり、震える。

テレクちゃんにはコーンポタージュとポカリ、ナースにはおしることポカリ、「混ぜて飲みなさいよ!」とお楽しみドリンク会をしていたら、自販機近くに小銭入れを忘れてきてしまう。ば、ばかやろう。
翌日の仕事の合間に取りに戻ったのは内緒だよ。

コーラとジンジャーエール、どっちが出るでしょう・・。

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あ、当たり!

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玄関口の器の図。ご自由に、と奥には蛍光灯まである・・。

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こんな素敵な銭湯、東京にはないよ。
船岡温泉もよかったから、今年のツートップになるかなあ。
テレク&ナース、ありが湯ね!

いただいた古着はこちら。

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サウナ温度 110℃
水風呂温度 17℃

営業時間 15:00~2:00
定休日 毎月1日と2日
電話番号 052-871-2916
住所 〒466-0051愛知県名古屋市昭和区市御器所4-16-12
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