江戸川区 仲の湯
2021.1.25.
普通だったら、都営新宿線「船堀」駅から降りて、「小島湯」にいったのだから、ハシゴするなら「あけぼの湯」に戻るよね。ところがどっこい!こちとら、どうかしちゃってます。
となると、どこへ向かうか。はい、東西線「西葛西」駅だよね。3.6km、25分ほど走っちゃったよ。
環七も越えたあたりで、何してるんだろう、って思っちゃったよね。バカいってる!って。ああ、もう、誰か止めておくれ。
お店について、下足箱に靴を突っ込み、気がつくと汗をかいている。なんでだろう、お風呂に入ったばかりなのに。
例によって回数券でお支払いし、ダブルスタンプをいただく。フロントはアルバイトさんかな、と思しき十代のようなお姉さんだった。
さっと着替えて、浴場に。こちらもペンキ絵が出迎えてくれる。間違いなく、田中みずきさんの作品。2020.10.16.の日付が入っていて、富士山と河口の水辺が描かれている。林の影にはお湯の富士が、そして男湯との境にはアマビエも描かれている。
湯船は下で繋がっていて、左手は強めのバイブラ湯、右にはジェットバス二席だ。カランのお湯も湯船のお湯も熱すぎず、ゆっくり入っていられる温度だ。
ちなみにカランのお水はかなり冷たいので、ランニング後のアイシングにもおすすめしたい。
二軒目だけれど、しっかりゆったり温まらせてもらって、カランのお水との温冷交互浴も楽しむ。
お風呂上がりにフロントのお姉さんに話を聞くと、お父さんが二代目で、彼女は初代のお孫さんでした。おお、未来の三代目かな。もともと葛西ご出身の初代が、戦前から引き継がれるこちらの銭湯を買い取って経営をはじめたのだとか。屋号ももともと「仲の湯」だったそうで、姉妹店は特にはないとのことだ。
帰りに屋号を見上げたら、末永く続くこのお店の未来が見えたような気がした。なんつて。
お遍路番号 江戸川 60
住所 〒134-0084
江戸川区東葛西7−3−5
電話番号 03-3680-5685
ホームページ
アクセス 東京メトロ東西線「葛西」駅下車、徒歩5分
休日 木曜
営業時間 15:20−22:00