北区　平和湯

2021.8.22.

今日の二軒目は、1㎞ほどてくてく歩き、ハシゴに向かう。
おや、ここも清掃工場かな。世田谷や杉並とだいぶ違うね。

住宅街に入り、どーんと出てくる看板。

日本三大ラジウム温泉のひとつ、新潟県「栃尾又温泉」付近で産出した鉱石、トゴール・ウオームタイトのお湯が自慢なのだとか。神経痛、リウマチ、腰痛、肩こり、うちみ、くじき、冷え性、しもやけ、あせもに効能があるそうだ。私は肩凝りへの効能を期待したい。
二代目店主が介護施設を視察された時にその存在を知り、「湯治」に役立てたいという想いからスタートしたそう。詳細はWEB1010の紹介記事もどうぞ。

フロントのおばあちゃんに例によって回数券でお支払いしつつ、サウナ代200円をお支払いしつつ、ブルーのバンドを渡されつつ、スタンプをいただきつつ、続けての事情聴取。現在三代目で、初代は石川県ご出身、姉妹店はないそうだ。
実は、サウナマットとバスタオルもこの時点で借りねばならず、知らなかった私はサウナで常連さんに手解きいただくことに。

浴場は正面にモザイクタイル絵があり、二代目のご主人のセレクトで洋風のおうち、ヘンゼルとグレーテルに出てくるような森の中の小屋が描かれている。このタイル絵を含むリニューアルは、平成2年に行われたそう。
手前にカランと立ちシャワーがあり、湯船は左から日替わり湯、ジェットバス二席、トゴール湯、水風呂、ドライサウナのレイアウト。日替わり湯は緑っぽいお湯だった。
そして、天井を見上げると、ゆるやかなアーチ曲線になっている。一般的な湯気抜き天井は直線の形状が多いので、ぜひ見上げてみてほしい。

常連さんと一緒にサウナマット、バスタオルを借りた後、サウナに入ると「マットを好きなところに敷いてね」といわれたのだが、定員6名ほどのスペースにほぼマットやバスタオルが敷かれているではないか・・。
「どこが空いていますか？」と聞くと、「二段目の奥か手前どちらでもどうぞ」といわれ、奥の二段目に折り畳んだままのマットを敷いて、静かに温まる。
すると、一段目のヌシが戻り「あら、ここに座っちゃうの、狭いのに。背中よっかかれないじゃない」といいながら、背中は私のマットにべったり。
次のセットは場所を変えて、入り口側の二段目に。こちらにもバスタオルを置いていた一段目のヌシが現れ、気が休まらないが・・。

まあ、二軒目だしもうこの辺りで・・と荷物をもってサ室を出ると、「もう帰っちゃうの？」と奥のヌシ。「あんたみたいな姑がいると、お嫁さんは大変ですね」なんて嫌味をいってしまいたかったが、「さあ」といって立ち去る我慢の子。
サウナの後は、若干淀んでいるような気もするが、かけ流しの水風呂、全国の銭湯で一番に取り入れたというトゴール湯、薬湯に入るなどして、湯ったり。

夕ご飯は赤坂「カンガンスルレ」にて。

豚骨付きカルビ、スンドゥブチゲとキムチやおかずなどたっぷり。
しかしここ、美味しいね。また行きたいな。

そしてデザートは今流行りのマトリッツォ！！
右のローソンの商品と左のプリンチの商品。どっちも軽くてふわっとして美味しい！

お遍路番号 北 13
住所 〒115-0043
北区神谷３−４１−１３
電話番号 03-3901-5660
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アクセス 東京メトロ南北線「王子神谷」駅　徒歩7分
休日 金曜
営業時間 15:00−24:00