豊島区 平和湯
2022.1.2.
正月二日目にも飛ばしています。
今日もハシゴ銭湯にゴーウ!
一軒目の「前田湯」から、てくてく10分ほど。6階建のマンションの地下にあり、一瞬見逃すが到着です。
WEB1010の紹介記事はこちら。
階段で地下に降りると、ポスターがたくさん。
おお、こちらは軟水なんですね。地下にあるということで、ヒートポンプの模様。
エリア柄かもしれないけれど、お断り文がやや切ないねえ。
健康・美容入浴法もペタリ。週二回で健康になり、美しくなる、であれば私はどうなっちゃうんだよう。
フロントのお兄さんに、例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、こちらでも朝湯ということでお年賀タオルを頂戴する。そして恒例の事情聴取も。
現在の若旦那ご夫婦で四代目で、初代のご出身地は不明。本家は豊島区「巣鴨湯」で、こちらはひいおじいさん→おじいさん→お母さん、そして現在のご夫婦と継いでいる。
記事によると、昭和60年代初めに現在のビルに建て替えられ、銭湯は地下1階に。実は上の階にサウナ施設もあるみたいで、住み分けがされているのだろうか。若旦那はなんと、脱サラで銭湯業界へ。平和湯がご実家の女将さんが地元の池袋を離れ、少し寂しそうだなと感じたためなのだそう。
なお、四代目ご主人の奥さんのおばさんが経営しているのだそうだが、しまった・・巣鴨湯ではお話を聞いていなかった・・。
脱衣所から浴場に入ると、正面に女性が入浴しているシーンを切り取ったタイル絵、そしてカランから並び、左手に立ちシャワー二基、そして右側にペンキ絵と大きな瓢箪型湯船が一つのシンプルなレイアウト。
ペンキ絵は田中みずきさんによる2021.2.7.の作品で、赤富士と湖や島々がなんとも爽やかだ。
ちなみに、先述したヒートポンプ方式は、空気中の熱と電気を利用してゆっくりと時間をかけお湯を沸かすため、水質を変化させず、肌に優しく体を芯から暖める効果があり、湯冷めしにくいといわれている。店主に聞くと、とはいえ経費が地上階の銭湯よりもかかっているのだとか。「でも、本家と違って夫婦で自由にのびのびやってますよ~」とのこと。
お湯に浸かると軟水との体感はないものの、しっかりじっくりと温まるお湯、の気がする。
Tシャツなども販売していたり、ジュースの種類も多い。若夫婦のこれからの挑戦、見守りたい!
ちなみに田中みずきさんの作品は、雑誌にも載っていました。軽やかですてきな富士山。
お遍路番号 豊島 22
住所 〒171-0014
豊島区池袋2−64−11
電話番号 03-3971-7820
公式ページ
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アクセス 山手線「池袋」駅 徒歩5分
休日 月曜・木曜
営業時間 15:00−25:00
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