足立区 松の湯
2022.2.13.
「大和湯」からのハシゴ銭湯は、徒歩5分ほどとすぐ近くのこちらにイン。
実は駅から「大和湯」までの道すがらにあり、この貼紙があったので二軒目に回したという具合だった。
上はマンションになっているのか、ちょっと学校みたいな造りの四階建てのビル型銭湯。
裏手には材木などもあり、薪で沸かしているのでしょう。
週替わりで男女が入れ替わるようで、今日はどちらなのだろう?水風呂と強力ジェットが人気なのだとか。
と思って入店すると、誰もいない・・。
10分ほど待ちぼうけしていると、男性のお客さんがお金をフロントに置いて男性脱衣所に入っていこうとされたので「あのう、お店の方は・・」とすがると、「上がった後の支払いでもいいと思うよ」とのこと。ふう、第三者の言質を取れただけでもよかった・・。
と、脱衣所に入ると、牛乳の自動販売機はすべてもぬけの殻なのに、床の瓶ケースには飲み終えた瓶たちが行儀よく並べられている。これらはいつの瓶なのだろうか・・。ひとつ手に取ってみると、おおう、形容しがたい・・。
浴場は、手前左右にカラン、湯船は左手前に洞窟風呂、奥左手からジェットバス、座風呂二席、バイブラ湯、台形のお湯、カランの脇に水風呂のレイアウト。ちなみに、洞窟風呂というのは囲まれたお風呂。
※写真はサイトより。
湯気が充満していて、湯船もいろいろあって趣があるのだけれど、洞窟風呂はなぜか水風呂と同じく冷え冷えの温度で、台形のお風呂には水が10cmほどしか張られておらず、身体を浸けられるまでになるにはどのくらい時間を要するのだろう。
さらにいうと、お湯が張られているものも38度くらいだったので、身体が温まりにくく、何でハシゴしちゃったんだろうと思う始末。
仕方がないので、ジェットで強制的に温まる作戦。ここのジェットはかなり強く、15分ほど噴射を当てていると、患部が赤くなって痒くなるほど。効き目があるのだと思いたい。
お風呂上り、というと聞こえはいいが、諦念気味のお湯上がりもあるのだなあ。
フロントに戻り、お湯が張られていないことや洞窟風呂のこともお伝えしようかなとも思ったのだが、なんとなく気が乗らずやめてしまった。私もこういう時もあるのさ。
事情聴取は実施。現在三代目で、初代は富山県のご出身、姉妹店は不明だった。
さっき訪れた海苔巻き屋さんも、お湯がぬるいということ、そしてお一人での経営なので開店時間が時々遅れたり、窯の調子で休業になったりするとおっしゃっていたので、遠くないいずれ、おそらく廃業を迎えるのではないだろうか。
今日はお稲荷さんとのり巻きが主役!
香味スープと野菜炒め、鯖サラダを添えて。
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