見出し画像

文京区 大黒湯

2021.6.2.

今日も張り切って、ハシゴ銭湯!
「白山浴場」からは徒歩10分くらいだったろうか。

下町っぽい銭湯の外観を見上げて、いざ入浴!
こちらは目下、スチームサウナは休業中なのだけれど、「パンダ湯」は毎週開催しているのだそう。

画像1

とってもキュートなおじいちゃんがフロントに。私の祖父に似ているから、きっとそう思うのだろう。例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取!
現在は三代目で、初代は石川県ご出身。三代目のおじいちゃんの息子さんも運営を手伝っているそうで、既に四代目ということか。
姉妹店については、区内「豊川浴泉」は三代目のお兄さんの経営で、かつては他にも四谷4丁目で「蓬莱湯」(漢字の屋号は不明)、中央区でもご親族で経営する銭湯があったのだそう。「お客さんも少ないから、しょうがないよね」と廃業について教えてくださるのが、ちょっと切ない。
こちらは1949年創業で、「昭和24年だから25を足すとね」、と計算してくださる。1964年に建て替えも行われたのだとか。
参考までに、WEB1010の紹介記事はこちら。

実はここ、都内唯一の八角形の巨大な湯気抜きのある銭湯。とてもマニアックな代物なのだそう。女性はないのだけれど、男湯には水風呂もある。文教地区なので、静かなお風呂屋さん、という印象だ。

手前にカランと立ちシャワー二席、シャワーコーナーには手洗まである。浴槽は左から浅めの正方形白湯、バイブラ湯とジェットバス、そして香りの濃ゆい日替わり湯のレイアウト。日替わり湯は、じっこう、もしくは、宝寿湯の香り。いままで香ってきたどこのお風呂よりもいいにおいがした。帰りに入り口を見ると、健美泉だった。

画像3

ジェットバスの当たりが、一口の穴からは出水がないのだけれど、めちゃくちゃ気持ちいい。

天井の湯気抜きもいいけれど、正面の壁のタイル絵は、水面にヨットや船が浮かぶ港町の絵。こちらは、ラ・ロシェルというフランスの西部に実在する港町の絵なのだそう。
カランには、フレイル防止のポスターもあったり、賑やかな気分で身体を洗わせてもらった。

フロントではこんぶ石鹸も売っていたので、「こんぶ湯」にも参加しているのかもしれない。

この玄関の鍵も、いいよねえ。実家が昔、こうだったなあ、と我が家のおじいちゃんをやっぱり思い出す。

画像3

お遍路番号 文京 2
住所 〒112-0012
文京区大塚3−8−6
電話番号 03-3941-5826
ホームページ1
ホームページ2
Twitter
アクセス 丸ノ内線「茗荷谷」駅 徒歩7分
休日 月曜
営業時間 15:30−23:30

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?