足立区 堀田湯
2022.4.26.
日曜日に買った芍薬が、ちょっと開いてきたよ。
これはこれは、本当に芸術的なお花だなあ。
ずっと見て居られるね。
今日は有休をとって、ランニングスタート。
新宿駅からスタート。おや、見かけたことのある不審な方が・・。まあ、私も不審者ではあるのだけれど・・。
明治通りから富士見坂へ。
この坂がきついのなんのって・・。
そして、護国寺!
ここは猫がたくさんいるそうだけれど、私は先に向かうのだよ。
尾久商店街に到着!
「Funny Face」って、邦訳タイトルは「パリの恋人」だったけれど、すてきな映画だったなあ。この店がすてきかどうかはまた別の話なんだけれども・・。
今日の商店街は静けさたっぷり、休業日のお店が多いのかな。
マグロ屋さんくらいしか空いていなかったけれど、今日はお刺身気分ではないので、また来まーす。
ウキウキランニング、のつもりが結果、明治通りを新宿→早稲田→雑司ヶ谷→護国寺→尾久と足立区に来てしまった。隅田川&荒川をさっとわたって、ラストスパート!
たまたまこちらのリニューアル初日に。っていうか、狙ってきたのだけれど。
14時の開店に20分ほど前倒しで到着すると、15名ほどのお客さんの行列!地元の方と、一見の方と、半々くらいかな?
そして店主ご一家によるご挨拶セレモニーなど。
あとあと聞いてみると、現在の若旦那が四代目だそうで、初代は新潟県ご出身で、かつては第二堀田湯という屋号の銭湯も経営していたのだそう。
要らん一言だけど、スピーチをされていた眼鏡のおじいさんが二代目だそうだ。Googleのコメントはあの二代目へのものか、と妙に納得してしまう私。
実は改装前に訪れていないので、今回のリニューアルが実際どこがどう変わったのか比較ができないのだけれど、浴場エリアには浅風呂(ぬるめ)、深風呂(熱湯)があり、リニューアル前からのタイル絵も維持しているのだそうだ。また、女湯サイドは薬湯、温度と深さの異なる2種類の水風呂、都内初の「ウォーリュウ(ウォール+ロウリュウ)」式サウナを設置しているとのこと。なお、男湯サイドの露天エリアには12名定員の薬草サウナ、都内最深160cmの水風呂、巨大な露天風呂が設置されているとのこと。
「この街を、温める。」いいコピーだね。
例によって回数券とサウナ代300円チケットでお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ・・と思ったら、なんとスタンプはまだ用意できていないのだとか。なんだよなんだよ、スタンプが一番大事なのに・・なんて思いつつ、サウナの赤い目印の輪っか(言い方・・)とロッカーキーをお借りして入場。ちなみに男性はサウナ代400円って、男女での価格差にちょっと驚く。
ちなみに、大小タオルは別料金なのでご注意を。
価格帯としては、このエリア的にはかなり勝負に出た価格設定ではないだろうか。女性の300円は許容できるけれど、タオル込みでこの価格のところも多いからねえ。
おや、連休中は朝からの営業だそうで、朝湯もいいかもね。
脱衣所のロッカーは小サイズのみ。
大荷物さんや冬場は窮屈かもしれない。私は大小MOKUタオルと洗面セットを持ち込む。浴場にはアメニティゼロなので、これもご留意を。
浴場は、手前にカランと立ちシャワー一基、カランのシャワーはリファではないがそれ風のもの。知らんけど。正面にはタイル絵で千住大橋の廣重作の浮世絵風景。男性サイドはお花の景観が見どころのようだ。天井は濃いめベージュの漆喰っぽい塗りで、珍しくて見上げちゃう。湯船は左手から熱い深湯、ぬる湯で電気コーナーとジェットバス、白湯、そして露天スペースでは小杉湯のミルク風呂、水風呂が16度くらいと25度くらいの二つ、そして奥に定員6名ほどのドライサウナのレイアウト。
ミルク風呂は小杉湯から分けてもらったようで、懐かしく感じる。ここが一番広いお風呂ということもあって、元々の常連さんたちがここに集合し、ゆったりおしゃべりを小耳にしながら、ホッとする。常連さんたちは「水風呂二つも要らないのにねえ」とおっしゃっていて、これまでの常連さんたちの今後の推移も興味深い。
サウナの手前にはマットが10枚くらいあるのだけれど、その人数は入れないので定員数のマット設置がよさそうに感じる。ドアが重たいせいか、開閉時にはバタンとならないようにゆっくりどうぞ。みんなバタンだったけれども・・。
室温を見ると、ピークは112度くらい、湿度は25%だったかな、時計は無し。二段目奥で、どっと汗だく。ストーブとドアの間に一枚板がでーんと立てかけられているが、これがウォーリュウというやつうなのか。途中、お一人が水を汲んで入室していたが、水をどうやって掛けるものなのか、特に記載はなく疑惑の心。
その後輪っかなしのおばあさんが入室されそうになったので「こちらは有料なんですよー」と自らヌシ発言をしてしまったが、入り口に小さくしか記載がないので、諸々の運用の再考を提案したい。
そして水風呂二種を行ったり来たり。これだけでも夏場は温冷交代浴が捗りそうだね。25度の方は少し茶褐色で何の色なのでしょう。
露天といっても空が丸見えではないのだが、小雨が降ってもそれはそれで気持ちよさそう。ここのサウナは地元の元常連さんのためではないように感じたが、どんな銭湯に育っていくのだろう。
私自身は、理由は違えども以前の「岡田湯」同様、再訪はないかなあ。
でもね、この街は大好き。
「山崎甚右衛門商店」というお米屋さんのおにぎり、本当に美味しかった。ついでにお稲荷さんと炊き込みご飯、蕪の漬物も購入。
そして、「みやはら」という総菜屋さん。ここの肉団子、角煮、一口揚げ、串なども大量仕入れ。
この街、いいなあ。住みたいかどうかは別にして・・。
おや、駅にも広告が!
こういうの初めて見たけれど、いいねえ。
そして楽しい夕ごはん。
肉団子、山菜ごはん、お稲荷さん、ぼんじり串、一口揚げ、たけのこナムル、角煮の茶色いおかずたち。美味しかった~。
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