読書記録 「三十の反撃」
少し前に読み終えた、こちらも韓国文学。
読んでよかった、と心底思える一冊。
よく響いた、一節たち。
私たちはみんな、情けないということ。
悩みは死ぬまで続くということ。
私の人生の意味は?考えるとぞっとすることも歩けれれど、もっと怖いのは、その悩みを知らずに生きること。
(大事なものを)奪われても、取り戻せない。つまり、自分は、いないひと。
声をあげない、黙っていたら、それが当たり前、として扱われてしまう。
行動しなければ、何も変わらない。
間違っていることを間違っているというだけでも、少しは世の中が変わる。
大人だからって完成した人ではなく、過程の人でいたいと思う。
かなり語弊がありそうだけれど、ちょっと韓国版、村上春樹、少しだけそう思ったけれど、そうでもないでしょうか。
最後のページの選曲なんて、春樹っぽくないか?知らんけど。
もっと読んでみよう、韓国文学。